子供は可愛くても「お母さんになったんだから我慢しないと」と、プレッシャーを感じて息苦しく感じることはありますよね。
そんな方はこれらのマンガを読んでみてください。苦しんでるのは自分だけではない、と勇気をもらえるはず。
イラストレーターの作者が、超個性的で王子と呼ばれる旦那様と結婚し、子育てをする様が描かれています。
この夫、「努力をしないやつが嫌い。のび太を甘やかすドラえもんは罪深い」という理由でドラえもん否定派だったりするかなりのキャラの濃さ。当然本人はかなりの努力家で妻の出産が決まっても働きマンぶりは変わらず、夫婦の関係がギスギスしてしまったり。
子育てを通しての夫婦の関係性の変化に共感したり励まされたりする一冊です。
母親になっても人間。ほんとその通りなんですよね。
生命を生み出したからといって、全員が全員、子供のためだけに生きられるわけではありません。作者の田房先生は、母親に期待される役割の理不尽さに苛立ちや理不尽さも感じ、その感情をストレートに本作で表現されています。
母親に期待させる偶像をきっぱりと否定してくれるので、スカッとした気分になれる一冊です。
不妊治療までしてやっとできた愛しいわが子に病気があったために、現実逃避で不倫に走ってしまった作者の実話を基にしたマンガです。
実話を基にした作品であることを考えると、やるせない気持ちになります。子供を育てることに対するプレッシャーと、母親として生きる責任の重さを見せつけられ、涙なしには読めませんでした。
自分の弱さと戦いながら、必死で子供との関係を立て直していこうとする姿に勇気がもらえる一冊です。
「母親は自分を犠牲にしても子供のために尽くすべき」誰かからそう言われたわけではなかったとしても、自分の中のあるべき母親像からは誰も逃げられません。
本作では、育児を一所懸命頑張ろうとするあまり、プレッシャーでノイローゼ寸前になる母親の姿が描かれています。病院や家族、頼れるものは何でも頼っていかないと、育児を一人でするのは無理があります。一人で頑張っているママたちに読んで欲しい一冊です。