細かい字が少し読みづらいが、面白かった
主題は育児と夫の立ち位置、ということだと思いますが育児が入ってなくても夫が家事にどれだけ真剣に取り組んでくれるか、という観点に置き換えて考えさせられました。というのも、我が家ではここ十数年間夫が全く家計を負担してくれなかったからです。妻たる自分が一日中、一週間のうち6日間働き、疲れ切っていて時間がなくても料理や洗濯物を干す、などはほとんど私がしてきました。さすがに辛かったので、去年は洗濯機を乾燥機付きに買い換えましたがそれでも、終わった後に出さない、入れただけで回していない、果ては衣類が入っているが、回した後なのか、これから回すところなのかわからない状態で数日経っている、といった状況がありました。夫は「もうきちんと物事ができない」などと言って、どんどんあまえるようになってしまいまいした。この漫画の「王子」はまだ仕事を目一杯して、経済的に家を支えているだけ3千倍マシな気もします。もし我が家にまかり間違ってお子様が生まれていたら、どんなに大変だっただろうと思いました。もちろん、その場合には夫も変わる可能性がありますが、私が抱え込むことがもう一つ増えてしまったのだろうと思うと、子供がいなくてよかったのかも、と思いました。まあ、子供のいない私こそがなぜ役に立たない夫を世話する必要があるのだろうか、と最近では思っておりますが。
なお、途中台湾旅行の前の一ページがはいっていませんでした。なので少し話が飛んでしまったのは残念です。