【オトナ向け】読むと心叩かれるトラウマ必至マンガランキング

僕たちがやりました
ちーちゃんはちょっと足りない
ちさ×ポン

真面目系クズなんじゃ…と思うギリアラフォー主婦です。毎日小さなことに幸せを持ちつつ、キラキラでもない、ハイセンスでもないフツーでフツーの毎日の生活の中にマンガで刺激をと思っている人に刺さる一冊の出会いをオススメしていきたいです。

僕たちがやりました金城宗幸

クズだけど一生懸命な若者達の青春逃亡サスペンスと触れ込みのドラマ化作品。
ジャンルとしては、コメディ、シリアス、学園系てところ。色々な要素が絡んで、もはやホラーマンガです。
緊張と緩和が秀逸。逃亡生活が中心のお話だけども罪悪感の価値観が個々に違うのが人間味がある。誰に感情移入するかはそれぞれだけど、今年一番の胸クソ体験するには外せない作品であることは間違いない。

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ちーちゃんはちょっと足りない阿部共実

ちーちゃんは同学年の子達と比べるとどこか足りない女の子。足りない頭はわたしと同じだけどすげーのをぶっこんできました(笑)
「このマンガがすごい」 に選ばれていて読みましたが、しかしこれでもかってくらい青春やら思春期に満たされなかった気持ちをぐるんぐるん揺さぶってくるのね、、でもってカタストロフは起こらないし、逃げ場もない。
さて昼寝してリセットするか、わたし。

ちさ×ポン中野純子

ジャケ買いをしてしまいそうなタイトルで手にとってしまった人、ラブコメを期待して読み進めた人が次々に裏切られたと評された作品で有名な問題作。
全然問題が出てこない序盤の展開に「どこが問題作なんだよっ」と思いながら読み進めましたがゴメンなさい。
ちょっとこの恋愛、一緒に障害を乗り越えられないよパトラッシュ。このデレツン感…、このほのぼのとしたタイトルは…。あなたは耐えられるかこの恋に。

四丁目の夕日山野一

鬱マンガの代表みたいな印象がある四丁目の夕日。
しかし直視できるページが少ない少ない。そして真夜中に一人で読んだのを激しく後悔した…。誰も悪くない、誰も悪くないのになぜこんなに貧しく不幸なマンガなんですか。これが80年代のサブカルの真骨頂なんですか…。
絵のタッチに賛否わかれそうだけれど一度読んだら降りられないジェットコースターのようなイヤな感じがある作品でした。

ミスミソウ 完全版押切蓮介

田舎の中学を舞台としたイジメを中心に理不尽なまでに救いようのない精神的リンチマンガ。
子役の芸能人が言ってた「いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけ「いじめる側に誰かをいじめたいという目的(結果)があってその目的に向かって、原因を探し出された」というコメントを思い出しました。
イジメの理不尽さって元を辿れば家庭環境なんだよね、と思いながら心を潰される珠玉のコミック。