料理作るのはあまり好きじゃないねんけど、スイーツ作るのは好きやねんよね。娘も喜んでくれるし。スイーツは人の心を溶かす、というか柔らかくする効果があると思うねん。
スイーツに浸れる優しい時間を過ごしたい人はスイーツマンガを読むべし。
飴谷甘太朗様LOVE! 甘味処を巡るために、さぼりやすい営業職に転職してまでスイーツ道を究めようとする、甘味好きのサラリーマンの鏡のような(?)男性が主人公。
いかに効率的に仕事をこなしサボるか、いかに仕事中にスイーツ店を周るかに命をかけるその姿勢、アッパレです!読んでいると、甘いものを食べたい欲求があふれてくるので、ダイエット中の方は超注意です。
本部長、いつ仕事してるんですか? と言いたくなるくらい、仕事中もスイーツのことしか考えていない40代男性、一ノ瀬櫂が主人公。一ノ瀬さんは相当なスイーツの腕前で、ショートケーキやシュークリームなんかはささっと作ってしまうねん。
絵は素朴で特別綺麗というわけではないねんけど、なんでしょう、不思議な魅力があるというか、読んでいて癒されます。
「和菓子」を取り扱ったマンガってスイーツマンガの中でも珍しいよね。本作は、京都の和菓子店に住み込みで働く少年が主人公。
お菓子作りにも恋にもまっすぐで、裏表がない性格が魅力。手先が器用で、こまごまとした和菓子の造形を次々と作り上げていく様子を見ていると、創作欲を刺激されちゃいます。絵が可愛いのもナイス!
おい、その女はやめとけ。たちが悪すぎる女に引っかかってしまった恋するスイーツ男子が主人公の本作。
魔性の女に夢中で、報われない恋に苦しみつつも、甘いスイーツを作り続けるイケメンが堪能できます。描かれているチョコが美味しそうすぎて、いつもこのマンガを読んでるとエクレアが食べたくなるねんよね。ほろ苦い恋愛と目で美味しいスイーツが楽しめるマンガです。
大人のための、芸術的な絵本のようなマンガだな、というのが第一印象。雰囲気が素晴らしい。チョコを愛す男が、チョコを通して、人々の心を少しだけ柔らかくしていくお話。
このチョコ好きの男性、口数は少ないのに決めるところは決めてくれて、大人の色気があって、ミステリアスで、かなりクール。こんな人、どこかにおらんかな。