



日本人は、お正月は初もうでに行き、仏壇を置き、クリスマスを祝い、特定の宗教には傾倒していない人が多いと思います。でも、そんな日本人こそ、仏教について学ぶべきだと私は思うのです。
なぜなら、仏教には、今を生きやすくなるヒントがたくさん詰まっているからです。
手塚先生最高! このマンガ一冊でブッダの生涯がまるわかりなんです。このマンガがを読んだおかけで、仏教を身近に感じることができました。私が好きなシーンは、死ぬほど過酷な修行をしたあとに、「あ、この修行意味ないわ」と気が付くシーンです。
悟りの道をひらくのに、身体を痛めつける修行は無意味だと身をもって教えてくれた気がしました。

人生相談に仏教の教えを用いながら答えてくれるという画期的な人生相談マンガです。
勉強になる雑学も盛りだくさん。たとえば、「お布施」というのは、金品や思いやりの心などを人に施すことのことで、お金を施すだけではなく、たとえば、電車の中で席を譲る、などの行為も立派なお布施になるのだとか。
日常生活に落とし込んで仏教の教えを解説してくれるので、楽しみながら仏教に対する理解が深まります。

人間界での事例を上げながら、仏教の教えや、修行の方法について具体的に教えてくれるのが本書です。仏教学者で哲学者でもある、ひろさちや先生が原作を担当されているので、とても専門的かつ分かりやすいです。
出家したり、お寺に行かないでも、現実の社会で日々、修行をすることができると教えてくれます。日常生活ですぐに使える知恵が詰まった一冊です。

「親切そうに近づいてきて、全財産だまし取られてしまった」「夫が浮気をして離婚したいと言い出した」こんなことがあったら、正気ではいられませんよね。怒りくるって、悔しくて、夜も眠れなくなるのが人間ではないでしょうか。
生きていれば、こういった不幸に遭遇してしまう可能性は誰しもあります。そうなったとき、どうやって生きていけばいいのか、その指針を与えてくれるのが仏教かもしれません。
知れば心が少し穏やかになる、そんな教えが詰まった一冊です。
