【愛が重い】ヤンデレ男子&ヒロインおすすめ漫画10選

人付き合いに難ありな難攻不落女子と、恋に恋しているかのような、イケメンながら猪突猛進でストーカー気質の恋煩い男子が繰り広げるラブコメディとなっています。 ちなみにタイトルの「ミザントロープ」とは、フランス語で「人間嫌い」という意味だそうです。 読んでいると、登場人物たちはみんなどこかしら「まともじゃないな」と思わされます。ストーカー気質で主人公に付きまとう男子は言わずもがなですが、主人公も、それ以外の登場人物も、みんなどこか狂気を感じるキャラクターばかり。 しかし、そんなおかしな登場人物しかいないにも関わらず、物語自体は王道なので、ヤンデレ入門書としておすすめです。

愛が重たすぎる後輩に付きまとわれたら、あなたはどう思うでしょうか？ うざい、面倒くさい、気持ち悪い、嬉しい……。反応は様々でしょうが、そんな「もし」に対する答えの1つがこの『こはるの日々』という漫画です。 普通の男子高校生・晃と、そんな晃のことが好きで好きでたまらない後輩・こはるとの、どこまでも純粋だけど、ちょっと異常な恋愛模様を描いています。 見た目は可愛らしいこはるですが、晃のリコーダーをなめていたり、晃のいるところならどこにでも現れたり……愛が重すぎて、ストーカーと呼んでも差し支えないほどの行動力を見せつけてくれます。 その行き過ぎた愛情表現は思わず恐怖を感じてしまう程。でもそんな状況、少しわくわくもしませんか？

天外孤独で不幸な身の上だった少女・淑乃は、古本屋で見つけた本を使って、悪魔であるベリアルを召喚してしまいます。淑乃と彼は、淑乃の体を対価に、何でも願いを叶えてくれるという契約を交わすことに…… 非常に奇妙で不思議な出会いから始まる2人ですが、悪魔とは思えないほどお節介な言動を見せるベリアルは、母親かと思う程。しかし淑乃が他の男の子と歩いているのを怖い顔で監視し続けるなど、ちょっと束縛が激しい一面も垣間見せます。 魂を奪いに来たはずのベリアルが何故そんなにも淑乃を特別に扱うのか、是非そこを考えながら読んでみてください。 また、耽美で綺麗な絵で描かれるキスシーンなどは、とても官能的かつエロチックで、眺めているだけで満足感も得られるはずです。 2人の愛の真実と結末が明かされた時、あなたはこの恋愛が異端だと思うでしょうか。

実は想い人に重大な秘密があった時、あなたはそれを受け入れることが出来るでしょうか？ 漫画『BLACK BIRD』は、天狗の青年・匡と、特異体質が理由で妖怪に狙われる女子高生・実沙緒の恋物語。 実沙緒を狙う妖怪たちとの争いの中で絆を深め結ばれる……一見王道に見える2人の恋愛模様なのですが、実は実沙緒は元々、匡のお兄さんの結婚相手という予定だったのです。しかし、実沙緒を見た匡は一目ぼれ。実の兄を蹴落とし、自身が天狗の頭首になることで実沙緒と結婚する土壌を作ってしまうという、とんでもない行動を見せています。 しかし、その束縛とも捉えられそうなほどの感情を持っている匡の愛情表現は、実に真っすぐなもの。文字通り命がけの恋愛物語をお楽しみください。

地味な女子高生の凪子は、ある日の下校中、怪しい男・鳶田に「君の彼氏になってあげようか」と声をかけられます。 初対面だし明らかにおかしいヤツだし、と逃げようとするも、鳶田くんは凪子に異常なまでの執着を見せてきて…… 序盤は鳶田の異常な行動をヤンデレキャラのあるあるネタとして見せる、コメディタッチの作品です。しかし、中盤で凪子の友人や鳶田の知人が出てくるあたりから、2人の狂気的な共依存を描く作品へと様相を変えてきます。 何故、鳶田は凪子にこんなにも執着を見せるのか。2人の関係はどうなっていってしまうのか。共依存の先に行きつくエンディングを想像しながら読んでみてください。

多数の異常性を感じるヒロインが見たい、という気持ちがあるのなら、この漫画はうってつけでしょう。 この作品には、ストーカー、妄想癖の激しい子、殺人鬼、ドM、兄依存の強すぎる妹、1日の大半を寝て過ごす子、人の血を啜る子、とあまりにもキャラが強すぎる7人のヒロインが登場します。 これだけでもお腹いっぱいになりそうですよね。しかし、このヒロインたちに追われる主人公も、事なかれ主義と言えば聞こえはいいですが、自分を持っていない異端者かと思う程、キャラクターを掴むことが出来ない謎の存在として描かれています。 インパクトのあるキャラクター同士の、異常な関係性を見ていたいという方には、ぜひおすすめしたい作品です。

こちらも『危ノーマル系女子』と同じく、多数の異常者が登場する漫画です。アニメも放送されていたので、読んだことがある方もいるのではないでしょうか。 愛を理解することが出来なかった女子高生・さとうと、彼女と一緒に暮らす少女・しおとの絆を描いた作品なのですが、出てくる登場人物の大半が異常者というサイコホラー漫画でもあります。 一例をあげると、さとうに執着を見せる教師、しおに執着するロリコン……などなど、一筋縄ではいかない登場人物ばかり。 そんな濃いキャラクターに、主人公であるさとうも負けていません。さとうは、しおとの生活を守るために、どんなことでもやっていきます。愛のために手段を択ばない、ヤンデレ主人公の行く末を、ぜひご覧ください。

天外孤独の身になってしまった男子高校生が、数年ぶりに1つ年上の幼馴染の女の子と再会する場面から物語は始まります。 しかもその幼馴染は、わざわざお弁当を作ってきてくれて、家事までしてくれるなど、非常に献身的。みなさん、甘いラブコメのような展開を予想してしまいますよね？ しかし、ヒロインの女の子の言動からは不穏な空気がにじみ出ていて、かつ、人の家の合鍵を勝手に作るなど、ヤンデレキャラを感じさせる行動も目立ち始めます。 この漫画は、全体的に不穏な空気が支配し、どこか様子のおかしい登場人物たちの青春が描かれています。主人公とヒロインの、いびつな関係の行方を、是非その目でお確かめください。

シスコンであること以外はごく普通の高校生・直人が、過去に因縁がある幼馴染・紗月、学校のマドンナ・石原紫、更にブラコンの妹という3人に振り回されていく、というラブコメ漫画です。 ラブコメではあるのですが、真意のまったく読めない紗月、自分に対して興味を持っていない相手しか恋愛対象にならない紫など、直人を絡めた三角関係にはどこかおかしな女の子たちしか出てきません。そんな彼女らの関係が素直に進展するわけなんてありませんよね。 更に、ヒロインの1人である紗月は謎に満ちていて、彼女の謎を解き明かしていく、ミステリーのような要素も含んでいます。この先、彼らはどうなってしまうのか、予想のつかない物語をお楽しみください。

漫画を読むとき、「次はこんな展開になるのかな？」と予想を立てながら読み進めることはありませんか？ 『恋愛暴君』は読者が予想を上回る展開が続くラブコメ漫画です。 24時間以内にキスをしないと自分は死んでしまう、と死神のような恰好をした少女・グリに言われた男子高校生の青司は、戸惑いながらも憧れの美少女である茜の元へ向かいます。 しかしグリと一緒にいる青司を見た茜は豹変。実は、茜は青司のことが大好きだったのですが、嫉妬で人を殺しかねないレベルのヤンデレでもあったのです……。強烈な三角関係の行方はどうなるのでしょうか。 コミカルかつテンポの良い漫画なので、一風変わったヤンデレ漫画が読みたい方には特におすすめです。