2021年異世界転生漫画のおすすめ15選。転生・チート・悪役令嬢

異世界転生の先駆けとも言える作品です。2016年からの2度アニメ化され、2019年には劇場アニメにもなっています。ゲーム化やソシャゲ化、他作品とのタイアップなど、多くのメディアミックスを果たしている人気作品です。 現実世界で不慮の事故で死んでしまった主人公・佐藤和真（さとう かずま）は、女神アクアからチート武器や魔法を1つだけ選んで異世界に転生することを提案されます。しかし、アクアが自分の死因に爆笑したことに腹を立てた和真は、異世界に持っていく持ち物にアクアを選択します。こうして、アクアと2人連れで異世界での冒険が始まる、というお話です。 めぐみんやダクネスなど、個性的かつ変態的なキャラクターが多く登場します。何より、"クズマ"とまで呼ばれる和真の屑っぷりな行動が面白いので、読むと思わず笑い転げてしまうでしょう。

エリート会社員だった主人公は、同僚に解雇通告をしたところ逆恨みされ、駅のホームから突き落とされて死んでしまいます。神への信仰など欠片もない主人公の前に、神を名乗る存在が現れ、信仰心を取り戻させるために戦争まっただ中の世界に送り込む、というのが物語の冒頭です。 主人公の希望は、軍の中で安全な後方に配属されることでした。しかし、思いとは裏腹に前線で次々に成果をあげてしまい、前線から離れられなくなってしまいます。 幼女と戦争というファンタジックな組み合わせではあるものの、20世紀初頭のヨーロッパを思わせる国際情勢・政治的背景は、非常にリアリティがあります。可愛い女の子が見たいだけでなく、戦争作品が好きな読者も楽しめる作品です。

主人公はニートで引きこもり、けれどネットでは都市伝説とまでささやかれる『 』（くうはく）と名乗るゲーマー兄妹です。そんな兄妹はある日、異世界の神様によって、あらゆる物事の勝敗がゲームで決まる世界へと転移させられてしまいます。 魔法も使えず、運動能力も低い人類種（イマニティ）は、そんな世界では弱者とされ、国も滅亡寸前というひどい状況でした。そんな世界のなか、2人の兄妹がゲームで強者を打ち倒していくというストーリーです。 2017年にはこの作品の前日譚を描いた『ノーゲーム・ノーライフゼロ』も発表され、ファンに好評を得ました。作者である榎宮祐さんは、作品の文章だけでなくイラストも手がけているというユーティリティな人です。

コンビニ帰りに突如、異世界に召喚されてしまった少年ナツキ・スバルを救ったのは、銀髪のハーフエルフであるエミリアという少女でした。スバルはエミリアに一目惚れし、この世界で彼女の力になることを誓います。 スバルには魔法も剣を扱うスキルもなく、一般人と変わりません。唯一違うのは、スバルが死んだ際に一定の時間を巻き戻し、そこからやり直すという"死に戻り"というスキルを会得していることでした。 スバルは何度も死亡し、最悪な目に遭いながらも、エミリアのために1人孤独に戦います。 2021年にアニメ第2期の2クール目が放送され、さまざまなスピンオフ作品も出ており人気です。ダークな描写も多いですが、抜群に面白い作品です。

通称"転スラ"の愛称で親しまれる本作は、さまざまなスピンオフ、4コマ漫画がアニメ化するなど非常に人気の高い作品です。 主人公の三上悟（みかみ さとる）は、現実世界で通り魔に刺されて死んでしまいます。そして目を覚ますと、人間ではなくスライムに転生していました。 ヴェルドラと名乗る竜と友情を結んでリムルの名前を得たほか、さまざまな魔物との出会いを重ねていきます。そのなかで、リムルは誰もが笑って暮らせる魔物の国"テンペスト"を作り、発展させていくことを決意するのでした。 最強のスライムであるリムルの戦闘での強さは破格で、爽快感は抜群です。魅力的な魔物のキャラクターも多く登場します。 設定も分かりやすく世界観も優しいため、初めて異世界転生作品を読む人にもおすすめできる作品です。

オンラインゲーム"ユグドラシル"のサービスが終了する最後の日、主人公であるモモンガは名残を惜しんで最後までログインしていました。ところが、なんとそのまま異世界へと飛ばされてしまいます。 異世界で彼を待っていたのは、自分の意思で勝手に動き出すNPC（ノンプレイキャラクター）たち、そして自分のキャラだった不死の魔法使いに転生した自分自身でした。モモンガはこの世界でアインズと名乗り、この世界で自分と同じく転生してしまった人間を探すため、そして仲間達とゲーム内で作り上げた大墳墓"ナザリック"を守るために戦います。 この世界の人間達は最強と呼ばれる者でもレベル40前後ですが、ナザリックのキャラクターはそれをはるかに凌駕していて、相手になりません。圧倒的な力で無双するアインズ達の活躍や現地の人々の混乱、徹底的に掘り下げられた世界観は、読み進める手が止まらないでしょう。

この漫画の主人公は、大人気ゲーム"エクスゲートオンライン"で最強キャラクターのプレイヤーです。ある日、その最強キャラクターであるルファスに憑依し、ゲームの世界に入り込んでしまいます。 最強のステータスを持ちながらも集団や国に属さない主人公は、異世界を放浪していきました。まさに、通常マップを徘徊する野生のラスボスといった体で、主人公に会う者はみな崇拝したり、怯えたりしています。 野生のラスボスとなって旅をする主人公に対する周囲の反応や、この世界に隠された謎が非常に興味深く、つい読み進めてしまいます。

ゲーム運営に携わる社会人・大野晶（おおの あきら）は、気が付くと異世界にいました。さらに自分の外見や能力は、自分が作ったゲームのラスボスである魔王になっており、魔王の能力を有したまま異世界で生きることとなります。 一般人の思考と感覚で魔王の能力を持っているというギャップが面白く、2019年にはアニメ化もされています。主人公に共感しやすく手軽に読めるのも、本作の魅力です。

2018年にはアニメ化もされている作品です。MMORPGクロスレヴェリで「魔王」の異名を持つプレイヤーである主人公は、ある日目が覚めると、眼前には2人の美女がいました。そして彼自身は、ゲームで使っていた"ディアヴロ"というキャラクターになっていたのでした。 2人の美少女は、それぞれにディアヴロを従えようとします。ところが、ディアヴロの持つ魔法の効果によって、逆に2人の美少女を隷属させてしまうというのが、本作のおおよそのあらすじです。 最強の力を持ち、2人の美少女を従えながらも、本人は"コミュ障"というギャップが面白いです。主人公は一生懸命なのですが、空回りする彼の所作につい笑ってしまいます。

ブラック企業につとめる主人公・佐藤亮太（さとう りょうた）は、別の世界にドロップ品（モンスターを倒すと出てくるアイテム）として召喚されてしまいます。そこは、野菜や肉などあらゆるものが、ダンジョンでドロップされるという特殊な世界でした。 その世界において主人公はレベルが1で固定、ステータスは全て最低値という最弱の人間でした。しかし、"その世界に存在しないチートアイテムをドロップする"というユニークスキルを持っていました。 このスキルを活かし、異世界をどのように渡り歩いていくのかが見どころです。