少年ジャンプで絶対読むべきヒット作12選。話題作から完結作まで

映画では歴史的な興行収入を記録するなど、漫画史に残るさまざまな記録を打ち立てた作品です。漫画の累計発行部数は1億5000万部以上を記録しています。 作品の舞台は大正時代、主人公の炭治郎は鬼によって一家を惨殺され、唯一残った妹の禰豆子も鬼へと変えられてしまいます。妹を鬼から戻すため、そして鬼による犠牲者を生まないために炭治郎は鬼殺隊へと入隊し、鬼との戦い身を投じるのでした。 2021年には映画の続編である"遊郭編"のアニメ化も決定しています。

2021年3月までアニメ化され、すでに映画化も決定している話題作です。 高校生・虎杖悠仁は友人たちを呪霊から救うために、特級呪物である"宿儺の指"を体内に取り込みます。友人を助けることには成功したものの、悠仁に残された選択は「今すぐ処刑されるか、宿儺の指をすべて取り込んでから死ぬ」という残酷なものでした。 悠仁は祖父の遺言に従い、後悔しない生き方を選ぶために呪術師になることを決意し、東京都立呪術高等専門学校に転校します。 単行本の累計発行部数は4500万部を突破しています。2021年ジャンプの中でもっとも注目されている作品といえるでしょう。

20年以上の長期連載している、言わずと知れた週刊少年ジャンプの看板作品です。2021年4月時点で98巻まで発売されています。 主人公のルフィが、海賊王ゴールド・ロジャーの残した財宝を手に入れるため、仲間とともに海賊として活躍するというストーリーです。20年以上もアニメが放送されており、もはや国民的漫画の一作ともいえるでしょう。 アニメ化や映画化だけでなく、アトラクションやギャラリー展など、ONE PIECEにちなんだイベントが全国で行われています。

ジャンプのご長寿作品として、ジャンプ読者なら知らない人はいない作品です。1976年から40年にわたって連載され、単行本は200巻になります。"もっとも発行巻数が多い単一漫画シリーズ"としてギネスにも認定されています。 東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉が巻き起こす笑いあり、人情ありのドタバタコメディです。浅草神社やJR亀有駅には両津の銅像が建てられていることから、漫画読者以外にも親しまれている作品といえるでしょう。

週刊少年ジャンプ史上でもっとも有名といっても過言ではない作品です。バトル漫画として、後世の多くの漫画家に影響を与えました。 七つ集めるとどんな願いでも叶うという"ドラゴンボール"を集める物語は、その後地球をかけた戦いから、宇宙規模の戦いにまで発展していきます。 連載終了から25年以上が経過した現在でもゲームが発売されています。また、現在は続編に当たる『ドラゴンボール超』が『Vジャンプ』で連載中です。

日本国内だけでなく海外でも人気が高く、週刊少年ジャンプにおいて2000年代を代表する作品です。全世界では累計発行部数は2億部を超えています。 落ちこぼれの少年、ナルトが忍の里の長である"火影"になるまでのストーリーが主軸です。忍者同士のさまざまなバトル、サスケをはじめとするキャラクターとの友情や成長が多くの人を惹き付けました。 ナルトの息子を主人公とした『BORUTO』も連載され、ナルトたちのその後の物語を知ることができます。

バレーボールを題材とした作品です。全45巻と、スポーツ漫画としては長編作品となります。 身長は低いながらも抜群の運動神経を持つ日向翔陽を主人公として、烏野高校が全国大会を目指すストーリーです。 仲間との友情や迫力あるスポーツシーンが魅力の作品で、バレーのことが詳しくなくても楽しめます。

中学テニスを題材とした漫画です。アニメ化だけでなくミュージカル化などもされています。プロテニスプレイヤーの錦織圭選手は、本作品を愛読していたと語っています。 テニスの名門中学・青春学園に入学した主人公の越前リョーマが、圧倒的なテニスセンスにより、仲間とともに全国大会を目指すというストーリーです。選手が使う数々の多彩な技が話題を呼び、多くの読者を魅了しました。 2021年現在は『新・テニスの王子様』が『ジャンプSQ.』で連載されています。より超人的な内容となっており、多くの読者を楽しませています。

漫画のテーマとしては珍しい"アメリカンフットボール"を題材とした作品です。迫力ある絵と綿密なストーリーが話題となりました。 主人公の小早川瀬那は万年パシリであり、そのために脚力が鍛えられていました。ふとしたことでアメフト部に入部させられ、アメフトの世界へとのめり込んでいきます。 仲間集めや強豪との戦いなど、スポーツ漫画の王道ともいえる展開で人気を集めました。アニメに至っては、3年にわたって全145話が放送されています。