あらすじ歌人・仏教研究者・小説家として、芸術家・岡本太郎の母として大正から昭和前期を生きた女流文学者が遺した膨大な作品群を総攬する全12巻。この第1巻には晩年期に精力的に取り組むことになる小説作品の出発点である「かやの生立」から、仏教説話などに題材をとった戯曲やコント、童話など初期散文作品36篇を収める。