何度も目の前であなたが死ぬところを俺は見てきた。この負の連鎖を止めるために今日も俺は未来を少しずつ変えていく――。不器用な性格のせいで一匹狼になりがちな七希は、不良に絡まれやすく喧嘩三昧の日々。ある日、不良達にぼこられヤバかった所を助けてくれたのは鬼強な拳と蹴りを持った日鷹だった。あの日からつるむようになり、強いだけでなく芯の通った思いやりの心を持った日鷹に特別な感情を抱くようになった七希。日鷹がチームのヘッドだと知り、役に立ちたい!とから回った七希は一人で対立チームの元に向かい…この日、この選択がまさかこんなことになるなんて――大切な人にただ生きていてほしい。無数の選択肢を選びなおす物語。