【「奪ってでも、あなたが欲しい」】
居ても立っても居られず、神楽が見合いをするというホテルに駆けつけた佐代。そこで神楽は佐代をホテルの一室に連れ込んだ。神楽は自分と見合い相手の関係を壊したくて来たんだろう、と言い、激しいキスを浴びせながら佐代を組み敷く。
ここで逃げなければもう後戻りはできなくなる…そうわかりながらも佐代は逃げられない。逃げたくなかった。もっと欲しいとすら思っていた。
そしてついに佐代の口から溢れた「好き」という言葉。言ってしまってからはもう、歯止めはきかなかった…。一方で神楽の想いと真意は…!?
佐代との出会いから、ホテルでの一夜までが神楽視点で描かれ、神楽が背負う思い十字架、佐代に対する想い、そして佐代を手に入れたホテルでの見合いの真相が描きだされる。少しずつ謎が紐解かれ始める第4巻。
※分冊版10~12収録