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からみ合い

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680
「遺産相続争い」小説、決定版! この財産、めったな奴にやれるものか--。 河原専造は余命半年と宣告された。唯一の相続人は年若き後妻。 しかし彼女が遺言状の有無を弁護士に問い合わせていたことを知り、専造は激怒。 過去付き合っていた四人の女が生んだ子供たちを探し出し、遺産の相続人に加えることにした……。 莫大な遺産をめぐって人間のあくなき欲望が絡み合う著者の代表作。 江戸川乱歩が激賞した名作、ついに復刊! (解説:縄田一男) これは私が書いた最初の推理小説である。 それまではわずかの現代小説を除き、ほとんど時代小説であったが、 たまたま、故江戸川乱歩氏から、推理小説を書いてみないかとの誘いがあり、 かなり躊躇してから、執筆にとりかかった。(中略) 第一回が載ると、すぐに江戸川氏から、非常に面白い、 従来の本格スリラーとは全く別のものができそうなので大いに期待していると云うお手紙を頂き、 少々良い気分になって書きつづけたのを覚えている。 (本文「あとがき」より)
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あらすじ

「遺産相続争い」小説、決定版! この財産、めったな奴にやれるものか--。 河原専造は余命半年と宣告された。唯一の相続人は年若き後妻。 しかし彼女が遺言状の有無を弁護士に問い合わせていたことを知り、専造は激怒。 過去付き合っていた四人の女が生んだ子供たちを探し出し、遺産の相続人に加えることにした……。 莫大な遺産をめぐって人間のあくなき欲望が絡み合う著者の代表作。 江戸川乱歩が激賞した名作、ついに復刊! (解説:縄田一男) これは私が書いた最初の推理小説である。 それまではわずかの現代小説を除き、ほとんど時代小説であったが、 たまたま、故江戸川乱歩氏から、推理小説を書いてみないかとの誘いがあり、 かなり躊躇してから、執筆にとりかかった。(中略) 第一回が載ると、すぐに江戸川氏から、非常に面白い、 従来の本格スリラーとは全く別のものができそうなので大いに期待していると云うお手紙を頂き、 少々良い気分になって書きつづけたのを覚えている。 (本文「あとがき」より)

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