あらすじ人の記憶を消す「けしや」。その三十五代目・蒼と、彼の恋人でもある菜乃葉。 3巻でふたりが関わるのは、 ・なにものかに殺された少女 ・毎日同じ夢を見続ける女子高生 ・大切な記憶を亡くした女性 ・怪しい薬を持つ男とその彼女 ・花嫁に横恋慕する俥夫 彼らの記憶に隠されたものはなんなのか…? 巨匠・赤石路代が描く、ヒューマンドラマ。
モモさん通報5.0期待通り面白かった他の作品を読んで注目していた作家だが、期待通り面白かった。さすがだった。ケシとかトメとか本当にこんな稼業があるかわからないけど、有るときっちり思わせてくれる技量はそんじょそこらの若造には絶対無理でしょう。この作家の良いところは、基本的に丁寧親切なので、ガッツリ向き合って読まなくてもちゃんと話が頭に入ってきてくれるところ!時間潰しに急ぎめで読むけどどうせなら楽しみたいってワガママをちゃんと叶えてくれる。もっともその手法で逆にこちらが絡め取られて続き読みたくてたまらなくなるんだけど。絵柄が古いのはご愛嬌、平均点がとても高い作家さんなので今後も読み増やして行きたいです。2019/10/24いいね(1)