▼第29話/もふ、粘る。▼第30話/もふ、逃げる。▼第31話/もふ、名人に会う。▼第32話/もふ、名人を説く。▼第33話/もふ、回答を迫る。▼第34話/もふ、囁く。▼第35話/もふ、乾杯す。▼第36話/坂本主税という男(前編)▼第37話/坂本主税という男(中編)▼第38話/坂本主税という男(後編)
●主な登場人物/平山茂夫(愛称・もふ。三流大卒ながら、まぐれで財務省に入省。安定志向)、山本健一郎(愛称・ヤマケン。主計局総務課1年生。東大法学部首席卒業。出世志向)
●あらすじ/目下、農水省との予算査定に臨んでいるもふは、政府がいまだ危険な米国産牛肉の輸入を再開するため、国内の検査基準を緩和したという現状を知り戦慄する。いま一度、この予算で政府の方針に異議を唱え、国民の食の安全を確保したいと語る牛田に動かされ、門田ともふは小銭川主査の説得にかかるが、輸入再開に伴う利権の闇に門田が倒れ、もふは一人で主査と対峙することに。病床の門田から託された最後の手段とは…?(第29話)
●本巻の特徴/もふ、ついに小銭川主査と直接対決! BSE問題に斬り込む「農水省」編、完結!!
●その他の登場人物/門田耕作(主計局農林水産1係係員。ノンキャリア。あらゆる物の値段に精通するプロフェッショナル)、牛田陽子(農林水産省消費安全局。財務省に要求した予算は、あらゆる手を使って通す女傑。実は門田の元婚約者)、小銭川俊(主計局農林水産1係主査。キャリア。ノンキャリアを軽視するイヤな奴)、長谷川緑(主計局総務課2年目。もふとヤマケンの教育係。ミス東大)