「あの男がなぜ今頃・・・・・・!?」 一流ホテルに勤め、才色兼備の管理職として周囲の信頼を集めるパーディタの前に、それを揺るがしかねない過去の亡霊が蘇った!それは4年前、甥とつき合っていたパーディタを“嘘つき”とののしり別れさせた男、ジェアードだった。あの男に過去を告げ口されれば私は職を失う。だが、意外にもジェアードは口をつぐんでいた。「あなたに私のなにがわかるというの!?」「そうやって、君は誘惑するというわけだ」 パーディタを拒絶しながらも激しく求めるジェアード。その瞳に燃えているのはやはり憎しみなのか、それとも・・・。