あらすじ古びた本のにおいに混ざる清潔で清廉なシャンプーの香り。かるく目眩がした、放課後――。「静かに本を読める場所が欲しい」と願っていた楢崎は、ひょんなことから学内で有名な素行不良の生徒・寺島のお目付け役に抜擢され、二人きりで放課後の図書室の受付をすることになる。初めこそ会話のない二人であったが、ページを繰る音だけが響く図書室で、楢崎は不思議な空気をはらむ寺島に次第に興味を持ち始める。やがて学校は夏休みに入り、お目付け役もお役御免となるが――。
ふうか通報5.0何回読んでも内容が最高。全く相容れなさそな高校生の2人だったのに、なんと付き合えばここまで相性どストライクとは!(笑)会話のセンスもテンポもツボ。巻が進む程どんどんカッコよくいい男になって行くチカと夏生がたまらない!最高です。2024/01/23いいね