あらすじキスはダメ。それ以上なんてもってのほか。でも、椿明(つばき・あきら)と卜部美琴(うらべ・みこと)は恋人同士。唯一らしいことと言えば、日課として卜部の“よだれ”をなめること。それは2人の“絆”の確認なのだ。ある秋の日、一応映画研究部に籍を置く椿は、部長から椿のクラスの諏訪野亮子(すわの・りょうこ)を文化祭用の映画のヒロインとして口説くよう頼まれる。しかし諏訪野は彼氏役に椿、恋のライバル役に卜部を指名する。しかもその映画の内容は――。