あらすじ波乱に満ちた飛鳥の時代、いずれ天智(てんじ)・天武(てんむ)天皇となる中大兄皇子(なかのおおえのみこ)、大海人皇子(おおあまのみこ)は、不思議な少女――のちに歌人として名を残す額田女王(ぬかたのおおきみ)に出会う。美しく聡明な額田女王に惹かれる一方で、覇者への野望に燃えるふたりの皇子。彼らの激しい愛に揺れる額田もまた、時代の大きなうねりにのみこまれていく――。「苺のような恋の唄」と「冬の祭り日」も収録!
ブドウさん通報5.0大好きです!作者さんが大好きで読んでみましたが、こちらが1番好きです。こちらを読んで、中大兄皇子や額田王の時代が好きになりました。歌もです。古代が浮かぶような素敵な一冊です。2020/09/20いいね