あらすじ古代中国にも似た国を舞台に繰り広げられる美しい姫の一代記「女王の花」。超人気コミック、「曾国編」がますます盛り上がる10巻です。 9巻のラストで曾王子・旦に曾国に連れ去られた亜姫。亜姫を諦めたかと思った旦はなんと父・曾王に亜姫を差し出すという! 一方で曾王には、同時に亜姫の敵(かたき)・土妃も接近していた。土妃に負けないために、亜姫は曾王との婚姻を受け入れなければならずーー!? 薄星とも離ればなれなまま、困難が次々に亜姫と薄星を襲う。けれど、亜姫は決して諦めず戦い続けて…!? そして、ついに明かされる曾王子・旦の「本当の」目的と、亜姫の戦いの結果が意外な形で判明する10巻ラストは絶対注目です!
バナナさん通報5.0久しぶりに読んだとても、丁寧に描かれてて感情移入しすぎて号泣。。。本当は生きて幸せであってほしかったけど時代と背景がそれを赦さなかったけど、愛する人の為に愛する人を生かす為に命をかけたこと、愛する人を想い続けて約束を胸に生きた人。再見良かった想い2024/02/07いいね
モモさん通報5.0乱世の世の愛の物語舞台は仮想の中国あたりで4カ国が戦戦の時代。恵まれない王女と異人の奴隷の愛の物語であり、王女が義母の仇をとることを目指すお話。王となるものは心構えがすごい。王は個でなく国。私情を99%挟まない世界観の描き方が尊いものでした。平民の目でみると冷たい、情がないと読めるが本人も苦しみながら政していくさまが激泣き。登場するどの王族も私情で好きな相手をただ愛せない。国として益となる理由がいるというところが上手く描かれていてすごい恋愛物語だけど戦ものでもあるという素晴らしい作品でした。ストーリーだけでなく絵もコマ割りも最高傑作です。2023/10/09いいね
ふうか通報5.0読後に残る余韻がたまらない名作1巻から15巻迄どこも一切無駄が無い名作。始めはストーリーを一気に追い、2度目は丁寧にと、何度も読みたくなる作品。登場人物もみんな魅力的。残念ながらハッピーエンドと言えないけれど、過酷な人生を凛と生ききった姫の最後には暖かい余韻が残り、読後感がなんともたまらない。2023/06/02いいね(3)