あらすじウェルトリア領で二年間の令嬢修業を終え、王都へと帰ってきたコーデリア。今までコーデリアが研究してきた“香り”のおかげで、自身の成人を祝う夜会は大盛況。そして王都にも“香り”を扱う店を開き、コーデリアの人生は順風満帆そのもの。しかし、まだコーデリアには“破滅フラグ”が残されたまま。「――逃げてばかりではいけない、ということね」今まで避けてきた『赤いドレス』を身に纏い、コーデリアは王子シルヴェスター、そしてヒロインのシェリーとの決着に臨む。“香りの令嬢”が紡いできた物語は、ついにフィナーレへ――。