あらすじ大学生の圭吾は、ダイニングバー「Harakka(ハラッカ)」で金曜だけピアノを弾くアルバイトをしている。その店に十月から来るようになった、きれいで切なげな女性・深森(みもり)が気になっていた圭吾だが、当の彼女に声を掛けられ、その日から店の後に一緒に帰るようになる。そして自分のピアノで深森が涙を流すのを見た時、圭吾はたまらなく彼女を好きになり、深森も圭吾を想っていたことが分かって付き合うようになる。だが、深森と『カササギ橋』に行くと、彼女は初めて会ったのは五月だと言い出して――。