一つ屋根の下。大好きな劇場で私は“彼”と甘い夜を過ごす。美形に囲まれ、生活することになった楓の運命は…?――ここは和装文化のまま発展した日本。呉服屋の一人娘の楓は両親から結婚の心配をされるが、趣味の舞台鑑賞がやめられない。(結婚するなら好きな人と…“推し”の碧音と結ばれたい。こんな運命に抗いたい…!)そう思って止まないのだった。しかし、とうとう両親にお見合いをセッティングされ、結婚を迫られた楓は家出を決意する!「昨日の夜のこと、覚えてる?」治安の悪い街で気を失った彼女が目覚めると柔らかいベッドの上。隣にいるミステリアスな男性・蒼太がそう囁いて…私、この人と寝ちゃったの!?