あらすじ津田マリエは5年間悪夢に悩まされ続けていた。5年前住んでいたつつじ団地で通り魔に遭い、一緒にいた男の子が目の前で殺されて、事件のショックで事件以前の記憶が全く無くなってしまった。男の子の顔も名前も思い出せないけれど、あの日の出来事は夢の中で繰り返され続けていた。しかし、そんな事情を知らない保険医につつじ団地の事を触れられ、マリエはひどく動揺する。そして、すっかり心が弱った彼女の前に、一人の謎の少年が現れるようになって…?