「顔のイイ男にロクな男はいない!!」そんな由紀に声を掛けてきたのは、数人の女を侍らせた、どこからどう見てもチャラ男の東風屋(こちや)。実は、顔よし・金持ち・頭よし・育ちよし・才能ありと高スぺな超エリート男子。過去の嫌な思い出からイケメンに拒否反応のある由紀は、そんな東風屋をどうしても信用できない。しつこくかまってくる東風屋に、思わずお手並拝見!とイキがり、二人はホテルへ…。「く…喰われるっっ」――野生の獣がエサを見つけた時のような東風屋の目つきにゾクゾクが止まらなくて…!?
■収録作品:ライオンが待っている/ライオンを待っている/ライオンを起こしたら/ライオンの隣には