あらすじ電車で繋がる、二人の男子高校生の物語。 数日前、駅で具合が悪くなってしまった尚人は、別の学校の生徒に助けられた時にきちんとお礼を言えなかったことが心に引っかかっていた。金髪、学ラン、変なぬいぐるみ。覚えているのはその3つ。記憶に残る彼の姿を頼りに駅で待ち続けるが、それらしい人物に会うことが出来ない。もう諦めてしまおうかと思っていた尚人だったが、電車の中で似たような人影を見つけ……?