【この作品は同タイトルの合冊版です】【俺は空っぽの恋愛のままでいい――。】要領が良く、愛の告白を受けることが多いイケメン大学生・伊折。恋愛サイクルが早いことに、バイト仲間の真面目な桧谷は 一途が一番だと偉そうに説教ばかりしてくる。恋愛に夢見る童貞にうんざりしていた伊折だったが、彼が不毛な片思いをしている事実になぜかイライラ…。そんなある日、彼女に振られた伊折は桧谷に「自業自得」だと言われてしまう。恋愛スキル0のくせに聞きたくない言葉を投げてきて、キレた伊折は無理やりキスを仕掛ける!!「そんなに良かった?」前を膨らませた桧谷に意地悪く笑いかけ、さらにズボンに手をかけるが…!?負けず嫌い同士が繰り広げる、臆病で不器用な恋の行方は――。