｢最終電車の恋人たち｣のレビュー・感想

ダヨオ先生大好きです！

勢いで「俺も好き」とラインを返したら照れてしまって、お布団の中でミノムシになって身もだえてしまうような、アラフォーになるまで恋愛の経験もなく生きてきた臆病で純情な春江さんと、イケおじ藤嶋さんの恋のお話です。

眼が欲しがってかつ丼を頼んでしまうけど、結局食べきれない。。。なんてことを実感できる年頃の読者には、ぎゅーーんと心を鷲掴みにされるシーンがあちこちに散りばめられています。

教えてほしい
いい大人の男のはじめての
大切な男ができて
はじめてキスした夜の曲があるなら

・・・なんてロマンティック！！
ヒトは恋すると詩人になるよね！
成就して幸せを得ているはずなのに、ポエムの様な切ない言葉が思わず零れてしまうよね！

『逢いたい』事が心の最優先で、身支度構わずサンダル履きで駆けだして行ってしまうアラフォー春江さんの切なる恋のありように、微笑ましくもウルウルきてしまいました。

アラフォーのピュアっピュアなお話し。