簡単過ぎた
前巻の終わりについに社長父親登場で今回主人公との対決になったけど、やっぱあっさり認めてハピエンな結末。作者としてはめげずに父親にアタックする、主人公の成長した芯の強さを描いたつもりなのかもだが全くもって伝わらず。そもそも企業さんのパーティに乗り込んでって、お父さんに話してみる!とか、そんな場で結婚認めてもらうような深い話なんかできるわけないし、いざ(たまたまいた阿久津社長に助けてもらってようやく)接触したら、どう説得するのかも思いきや、私は本気で息子さんを愛してるんです!とか、いやいや、本気かどうかを問われて反対されてるわけではなくね?ってもう論点ズレ過ぎKYJD過ぎてかえってイラつき(自分が社長と結婚したらこれだけの成果をもたらせますとか具体的アピールくらい考えようよ…)あげくに父親が納得したのはハプニングが功を奏しただけっていう、え?!結局主人公の成長とその実力で説得してなくね?!?!って言う意味不結末だった…
そして彼女が手首捻挫しただけで青ざめて出張そっちのけで中断してその後の予定も全て捻じ曲げで駆けつけてくる社長とか、よく会社つぶれねーなwいつも思うけど、この作者、溺愛と非常識を勘違いしている…そしてどうでもいんだけど阿久津社長と親友との仲っていつのまに主人公にまで明るみに??スピンオフの方では描かれてるみたいだけど、本編だけ読んでる読者にはいつのまにかすぎて意味不展開。主人公が親友から聞いたのは阿久津の店でバイト始めたって事だけではなかったっけ?!?!っていまだに謎。この漫画、キャラの背景やら人物像やらが全然描き出されてなくて結局印象が主人公と社長の盛りシーンしか残らないからここまできても話と主人公のキャラに厚みが増した感が感じられない…いつまで続くんだろ?