｢後宮茶妃伝～寵妃は愛より茶が欲しい～｣のレビュー・感想

表紙の絵で損してる気がする。もうちょっと魅力的に描けなかったものかしら。表情、着物。

中華後宮ものが好きなので読んでみました。お茶の勉強になります。

後宮の争いごとは置いといて、お茶をなによりも愛するヒロイン。采夏の入れたお茶が飲みたい。

自作の茶葉の茶選定に来たハズが、間違いで妃選定を受けてしまい入内する采夏
宦官の専横を許している宮廷は後ろ盾の無い妃嬪で溢れている、
所にお茶で解決。政治にお茶って

お茶が好きすぎて、皇帝に献上するお茶の選定会に出場しようとしたところ間違えて後宮の妃を選定する所へ受付してしまい、後宮妃になってしまった茶道楽ヒロインが、皇帝と出会って好き勝手に茶を飲ませたり茶の蘊蓄を語った結果、彼らの後押しをして宮廷を牛耳っていた悪投を無事に成敗する話。

茶道楽の主人公が、間違えて後宮に入ってしまうのですが、天然のお茶好きが新鮮なキャラ。お茶の情報の勉強になるかな

お茶愛がすごいです

頭の中はお茶しかない主人公が、後宮の中でお茶対決で、のほほんと皇后になる話と思ってましたが、腐敗した宮廷を変えていってます

中華な後宮ファンタジー好きなのと、お茶に対する執着心がすごい主人公で楽しめそう。

お茶のマニアが、何を間違ったら妃候補の受付に行けんの、 それでも何とか後宮でお茶を嗜んでいるところが面白いです

後宮でいろんな権力のもつれがある話ではなく、お茶を愛する話。

お茶好きな主人公の話です。そばにいる人が持っているお茶の銘柄が香りだけで当てられるのは凄いですね。お茶愛が伝わります。

ドロドロ感があまりない後宮もの。中華ファンタジーな話。お茶に対する執着がすごい。

主人公のお茶のうんちくが面白い。あまりにもお茶のことしか考えてない主人公。そこが面白いのかな。

表紙の絵とイメージが違うなと思った。本編の絵の方が可愛くて好みの絵だった。

私自身は中国茶というと烏龍茶と鉄観音とジャスミン茶しか判りませんが、この本の中に入ってしまうと中国茶の世界が広がりました。
人の描き分けも出来ているし、田舎娘の妖変様も面白いです。次巻も待ち遠しいです。

お茶にしか興味のない主人公。何かに秀でて突き抜けてる感のあるキャラは好きです。

こういう中華な後宮ものの話好きなのでこれも結構好き。ただ、表紙の絵、もう少し可愛くしてもいいのではないか。

ごめんなさい。主人公が好みでなくて…。口の描き方が気になって内容が頭に入ってきませんでした。

可もなく不可もなく…。パンチにかける、というか。悪くないんだけど。