｢僕とシッポと神楽坂（かぐらざか）｣のレビュー・感想

小さな動物病院を中心に、神楽坂の魅力まで伝わってくるような素敵なお話。
･･･なんだけど、絵がちょっと雑っぽいというか古臭いというか。
そして台詞も古臭いというか、古臭い。
神楽坂に詳しいし、作者がお年を召した方なのかもしれないけど、絵はともかくセリフは担当編集者がアドバイスして何とかならなかったのか。
内容は気に入ったけど台詞(ところどころ入る変なカタカナなんなんだよ？！)の酷さで星二つマイナス。
改善出来る箇所を放置してたのはいただけない。

主人公自身も言っていましたが、「現代」＋「動物版」＋「赤ひげ先生」のようです。今の世の中のTVで賑わしているお金の亡者のような人たちとは違う空気が流れてます。優しくてほのぼの暖かい、でも命だからこその部分も優しく描かれてます。ただ風貌が若いし優しいからと、若干の偏見で飼い主さんのご主人には最初は頼りなさそうと思われるのは可哀相かな。腕はいいんですけどね。

久しぶりに心から、いいなあーって思える漫画です。こんな動物病院にうちの子も診てもらいたい。もっと、見たい！！

いぬ飼っているので、すごく勉強になりました
早く続きが読みたいです

こんな先生のいる病院が近くにあったらなぁと本気で思ってしまう作品。
カナメちゃんの話は泣けました。

見た目は頼りないけど腕の良い獣医。
小さな病院で古い機材に囲まれてるって、なんかコトー先生みたい(笑)

たかが動物病院の話しとおもわないでください。
ドクターとペットと家族の取り巻く環境全てに
愛がある話でした。