｢寝取られ令嬢の王子様｣のレビュー・感想

アラン様が理想的な男性、素敵すぎる！セレスティアは、早く立ち直ってアレン様に素直を向きあってほしいと願い、少々イライラしながら読みました。これからは一途にヒロインを思ってくれたヒーローに、愛情を返してあげてほしいです。

最後、普通より下、つまんなかったー。

寝取られ感はかなり早い段階で薄れますが、
こんなふうに愛されたいなと思える心温まる話でした。

お話の内容はともかく、漫画の描き方がいまいち。
全体的に説明が下手。例えばアラン、1巻では大物貴族ということしかわからないので、あえてミステリアスな雰囲気に？と思ったら2巻冒頭の人物紹介で「騎士団の隊長も務める辺境伯子息」であることが唐突に判明して何とも拍子抜け。経歴書の意味…。ウィルの家の爵位もわかりにくい。
人物描写も浅い。ウィルは小者過ぎて幼馴染とはいえどこが良かったのか理解に苦しむので、セレスが傷つく姿に共感できない。アランもセレスの凛とした姿を見て一目惚れしたと言ってるけどテンプレ過ぎ。
原作はもっとしっかり練られてるのかもしれないですが、絵も好みではなく（丁寧できれいですが）コミカライズはいまいちです。

きっとこの先に、お決まりの、相手をギャフンと言わせる展開があるんだろうな、と分かっていても続きを読みたくなりました。

お似合いのフタリ。これでうまくいくって思ったのに、ハッピーエンド待ってます。波乱は短めにお願いしたい。