｢ダンジョン飯｣のレビュー・感想

表紙を見ればわかりますが、絵が非常に綺麗です。
設定も納得感が強く、ファンタジー物として完成度が高いです。
ちゃんと座って読んだ方がいいですね。

飯で始まり飯で終わる。
緩さもありつつ最後はライネスたちらしさで終わるところに言い表せない読了感があって良かったです。

おなかがすいた
ほんとこういう作品の料理をしているシーンを見るとそう思う。
それだけ魅惑的な料理シーンがあるという点がいい。

面白いんだけどね。
うん
面白い
んだけどね
まあ読んでみてください
衣食住は大切です
衛生管理も
私は子どもに読ませる前に大人が読んでみて
読ませて見せていいのかを判断してからをお薦めします
子どもたちの生活感は漫画などから入ってきます
それをどう伝えて育てるのかちょっと悩む内容です

これを読んでしまうと
他の異世界物がぺらぺらに見えてしまうほど
画力もストーリーも圧巻
何度読み返しても色褪せない
キャラクターも皆んなそれぞれ残念なところも抱えてるのにそれがどんどん愛しくオンリーワンになっていくという…
とにかく、えー、面白いってことです。

最初は笑って読んでいるだけだったのに、段々重いストーリーになってきて目が離せない。
ファリンを無事取り戻せるのかドキドキ。

人生のマンガベスト10に入っている
「このマンガがすごい」にもランクインしている
ダンジョン冒険と料理マンガ
内容としてはダンジョン深部に取り残されてしまった妹を助けにいくのだが、お金がないので倒したモンスターを食べながら進んでいく
その料理もどうやったら食べられるんだろう？というモンスター（スライムや動く鎧など）を調理していって想像力が豊かでおいしそうであり食べてみたくなる
世界観がしっかりと作られていて納得感のある食材（モンスター）が色々とでてくる
調理も調理過程・材料・栄養素なども描いてくれているが、そもそも食材が手に入らないことには作れない料理が沢山でてくる
そしてよく笑かしてくれる
九井諒子先生は本当に料理・食事風景を美味しそうに描いていてそれも魅力の一つ