【狂気】サイコホラー漫画おすすめ10選！怖いけどやめられない

愛は正義？愛のためなら何をしてもいい？甘くて幸せな生活のために奮闘する美少女・さとうをはじめとして、この中に出てくる人達はみな普通じゃない。でも、普通って？正しい愛、ていったい何？読み進めていくうちに、こちらまでそんなおかしな気持ちにさせられてしまうぞっと怖い漫画です。かわいい絵に、愛のために頑張る健気な主人公、少し違和感を感じながら読み進めていきながらもほんわかした雰囲気を楽しめます。しかし違和感は本物です。かわいい雰囲気と、どきっとするような怖さのギャップを楽しめます。どんでん返しに次ぐどんでん返し_この急展開のサイコサスペンスをお見逃しなく_

超能力と聞いてどういうものを思い浮かべますか？火を燃やす、ものを凍らせる、人の心を読む・・・そういった能力を使ってがモンスターと戦い人々を救うヒーローの話を読んだことはありませんか？この作品はそんなヒーローになるために集められた能力者の子どもたちがテーマになっています。ある日、能力者の子供たちが集まるの学校に転校生がやってきます。明るい性格で、人の心は読めるが空気は読めないという少女ナナにクラスはかき乱されます。そしてなんと、クラスの能力者たちこそ人類を脅かす敵だとされ、ナナは彼らを殺すためにやってきたことが明かされます。能力者は本当に人類の敵なのか？ナナはたった一人でみんなにばれずに全員殺すことができるのか？ハラハラドキドキのサスペンスです。

好かれてしまったら最後……。主人公・一ノ瀬一弥は好きな女の子のいる普通の小学生です。だがしかし、一見おとなしそうな女の子・三堂三姫に思いを寄せられてしまった時から彼の日常は終わりを告げます。幼いうちから異常な愛を抱き、目的のためなら人殺しもいとわない少女に好かれ、彼女に人生を脅かされ続ける一弥の姿を描いた逃げ場のない恐怖に満ちたサイコスリラーな漫画です。どうしたらあいつから逃げられる？この愛は本当に正しいものですか？サイコパスなほどの過剰な愛、漫画の中だけでも体験してみてはいかがでしょうか。

夢のマイホームを手に入れ、家族みんなで引っ越してきた神木一家は幸せいっぱいの日々を送っていました。しかしある日、お父さんが亡くなったのを始まりに、どんどんと神木一家に不幸が訪れます。そしてその不幸の原因は、「サユリ」という少女の霊によるものだという……。幸せだったはずの神木一家を襲う理不尽な恐怖に、読み進めながらも胸がぎゅっとしめつけられるような作品です。全二巻の短い中にしっかりと内容のつまった作品です。神木家はどうなっていくのか。少女の霊・サユリの正体とは一体……？恐ろしい霊に、どうやって立ち向かうのか。これぞサイコホラーサスペンスの傑作。必読の1作です_

Scumbagとは、英語で卑劣なやつという意味。その名の通り、この漫画の主人公はとても卑劣なやつです。いじめられながらも、自分よりもひどく扱われる山田の存在で自尊心を保っています。 ある日その山田に彼女ができたという話を耳にしたことで危機感を覚え、思わずかつての同級生水沢遥と付き合っていると嘘を言ってしまいます。 ついついてしまった嘘だったはずなのに翌日、本人が転校してきて彼女だと証言。 めでたく本当のことになってしまいますが、彼女は５年前に死んでいるはず。自分の彼女だと証言している目の前の彼女は一体誰？ 不気味な主人公、不気味な少女、不気味な登場人物たちの周りに巻き起こる、ぞっとするほど物語。精神的に追い込まれるような迫ってくる系サイコホラーにあなたもドキドキが止まらないはずです_

転校先でいじめられていた国木美沙緒は、みんなの人気者、才色兼備頭脳明晰スポーツ万能の完璧少女・真木冴に救ってもらいます。そうして彼女の友達として楽しい日々を過ごすようになった美沙緒でしたが、だんだんと冴の自分に向ける好意と、冴との関係に違和感を覚え始めます。徐々に明らかになっていく冴の本性に、美沙緒の日々はまたつらいものになっていってしまう。しかし、そんな彼女にまたしても手を差しのべる人物が現れます。冴の過去にしてきたこととは……。謎の人物の正体、そしてその意図とは？美沙緒は冴から逃れられるのか。自分までどんどん逃げ場のないところへ追い込まれていく恐怖に襲われます。怖くても見てしまう逃れられない臨場感にあなたも背筋を凍らせることでしょう。

この作品は、一人の女性がビルから飛び降りているところから始まる……。深い問いかけの後に。それだけでもう心をずしりと掴まれてしまうことでしょう。綺麗で少し影のある絵で描かれる世界に知らぬ間にとらわれていきます。死んだ女性の携帯にたった二人だけ履歴のあった作家・溝呂木と、女性の双子の妹を警察が身元確認で呼び出します。自殺をした女性・藤乃朱の死と、彼女に瓜二つの妹三木桜の姿にひどく動揺する溝呂木。一体彼と朱とはどんな関係だったのか、どうして朱は死んだのか。そして、冒頭の問いかけの意味とはいったいなんなのか？不気味で淡々と静かにすすんでいく物語がほんのりと怖い、読むほどに謎の深まる漫画になっています。

映画が海外で高く評価され、話題になったこの作品の、名前だけは聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。貸しボート屋をする主人公・住田祐一は、冷めたところのある中学生です。彼は意図せずして思い描いていたような平凡な生活とはまるで違う、普通とはかけ離れた人間となってしまったことに絶望し、「オマケ人生」と名付けた自分で決めた残りの時間で「悪い奴」を殺すことを決意します。どんどんと深みにはまっていく住田を、それでもなんとか救おうとするヒロイン・茶沢。果たして住田はどうなるのでしょうか。読み終えてから映画と合わせて楽しみたい1作。ホラーの中にも綿密に描かれる住田の儚くも強い人間性に、心を揺さぶられること間違いなし_作品が読者に問いかけているような傑作ホラー漫画です。

死んだときに、悲しむ人と、そしてそれを喜ぶ人がいる。ほんの少しのずれでどんどんゆがみ、犯罪へと近づいていく。そんな姿が最初の物語から描かれているこの作品では、何人もの子どもたちが犯罪へと手を染めていきます。どうやって人は犯罪者になっていくのか。人間の成長の途中、芽生える悪の正体とはいったいなんなのか。そんなテーマを描いたこの作品では、子どもが主人公だからといってまるで手の抜かないグロテスクな表現があり、心を重く引きずられます。読み進めるうちに引き込まれ、不気味でどうしようもなく怖くなるようなサイコホラー漫画です。