一夫多妻制が認められた町で第3夫人になることになった主人公・前園小春。しかし、イケメン夫・伊達龍之介は、クールの皮をかぶったド変態だった!エロ要素あり、切ないストーリーありの『ハレ婚』をネタバレ解説!無料連載中なので、気に入ったらすぐ無料で読めちゃいますよ!
『ハレ婚。』とは
この漫画は、恋にやぶれて東京から故郷に帰ってきた主人公:小春が、ひょんなことから故郷の一夫多妻制・ハレ婚により、謎の青年・伊達龍之介の第三夫人になるお話。 奇妙な四角関係と共同生活、そして異色の結婚生活をお色気たっぷりで楽しむことができる、ラブコメ漫画です。 『ドメスティックな彼女』や『レトルトパウチ!』など、 色気たっぷりの可愛い女性が登場する漫画が好きな方にオススメ!
あらすじ
東京で付き合った男性はすべて既婚者と騙され続けてきた前園小春は帰郷するが、父が病に倒れ、経営する喫茶店は借金が返せずに閉店することになってしまった。 しかし、何としても店を守りたい小春の前に、伊達龍之介と名乗る謎の男性が現れ…⁉️ 小春は龍之介から借金を肩代わりする代わりに結婚して欲しいと求婚されるが、彼にはすでに2人の嫁が…。 なんと故郷の北つばめ市は少子高齢化や過疎化の対策として、日本で唯一の「一夫多妻制(ハーレム婚、略してハレ婚)」が認められた特区となっていた。 いつか愛する人との結婚を夢見ていた小春は、店を守るために龍之介の第3夫人となることを決意する。こうして龍之介、第1夫人のゆず、第2夫人のまどか、第3夫人の小春による結婚生活が始まるのである。
1分で分かる、『ハレ婚。』
①妻帯者ばかりを掴んでしまう男運が無かった小春の故郷は、とんでもないことに⁉️ ②小春の行く末は、一夫多妻制による第3夫人 ③主人は、とんでもなく変態だった
個性的な登場人物たち
主人公:小春(こはる)
ハレ婚反対派の第3夫人。 東京で付き合う男はすべて既婚者だった(騙されてた)高レベル「既婚者ハンター」 しかし、本人にその自覚は全く無い。 当初は過去のトラウマからハレ婚を断るが、次第に打ち解けていく。 後先を考えない無鉄砲な性格で、親の反対を押し切って上京するものの、既婚者にここぞとばかり、騙されてしまう。その結果、傷心を機に帰省することを決意するである。 帰省後、父親の喫茶店を継いだ。
伊達 龍之介(だて りゅうのすけ)
25歳の青年。涙もろくナルシストっぽい黒髪長髪のイケメン。お金持ちだが、無職。 突き抜けた変態がクセになるハーレムの主である。 だてのスケの芸名で活動する作曲家・ピアニストだったが、すでに引退済み。 音楽活動による収入で北つばめ市に豪邸を購入し、まどか、大津ゆずと3人で暮らすようになる。 柚子からは「龍ちゃん」、まどかからは、「龍之介さん」、小春からは「龍」と呼ばれている。
伊達 まどか(だて まどか)
第二夫人。 モデルのようなスタイリッシュでクール系美女。ミステリアスな感じでいつも落ち着いている。 第一夫人・ゆずが龍之介と激しいセックスをしている間、1人泣きながらピアノを弾いている。 柚子からは「マグロ女」と呼ばれていた。
伊達 柚子(だて ゆず)
第一夫人。 巨乳。26歳の茶髪ロングのギャル系女性。 いろいろテンションあがると見た目からは想像できない方言が出る。 龍之介レベルのエロさを持つ女。
松橋 うらら(まつはし うらら)
喫茶店ルパンでアルバイトをする女子高生。18歳。 大学進学を目前に控えていたが、父からは後継ぎのため婿をもらうように強制させられていた。 小春らに、見合いさせられかけていたが、妻子のいる担任への好意が諦めきれないことを、相談する。 結局担任と大学進学を諦め、喫茶店ルパンでのアルバイトを継続している。
見どころ
【1】一夫多妻制という斬新過ぎる設定
『ハレ婚。』はハーレム婚という特殊な設定から、「恋愛もの・家族もの・女同士の友情もの」のすべてを堪能することができるのが最大の魅力です。当然、嫁同士の嫉妬や独占欲、優越感などのドロドロの感情も見逃せません。 3人の嫁がどう折り合いをつけていくのか、 新しい家族の形を模索していく姿、女同士の友情の芽生えなど、 見どころたっぷりです。 そして、妻が3人いるので、お色気シーンも3通り! 小春・まどか・ゆず、それぞれの色気ムンムンな姿を楽しむことができます。
【2】3人の妻に翻弄されたくなる
第一夫人のゆずは、 積極的にアプローチする肉食系女子です。 主人とのイチャイチャシーンは、女性からみても色っぽい! しかし、彼女、かなり家庭的なのです。このギャップは堪らない! 料理を作るのが上手で、出てくる料理がかなり美味しそう…。 色気もあって、料理も上手なんて、理想の妻なのかもしれません。 第二夫人のまどかは、 ゆずや小春には、かなり冷たい態度をしますが、 主人の前では全然態度が違います。 話すたびに、頬を赤らめ、彼の言うことに従うのです。 3巻でのお仕置きシーンは、かなり見応えありますよ。第三夫人の小春は、 困り顔や、ふとした瞬間の笑顔がとても可愛い。 4巻の主人と小春が、一緒にお風呂に入るシーンは、とても印象的。 なんだかんだ、憎めないキャラクターなのです。
【3】女性作者ならでは?美麗な作画と心理描写
過激なお色気シーンも多いので抵抗のある人もいるかもしれませんが、 綺麗な絵柄や繊細な心理描写は女性向けといっても過言ではありません! 青年漫画にもかかわらず、女性漫画の絵柄かと思うほどの美しさなのです。 そして、共同生活で様々な壁にぶち当たっていく女の子たちの、 恋する気持ちや切ない感情が繊細に描かれています。 感情移入せずにはいられませんよ!
【4】お色気だけじゃない!各キャラのエピソードが切なくて泣ける
見どころはお色気シーンだけじゃありません! 実は、要所要所で切ないストーリーをはさんでいて、読者を泣かせにかかってくるのです。 ・ハレ婚を反対する小春父と小春<br> ・自分の道を決めたまどか ・最初で最後のうららの初恋・過去を断ち切ったゆずが本当の意味で伊達家の一員となったとき など、グッとくるエピソードが満載です!
まとめ
いかがでしたでしょうか? ただのハーレム漫画ではなく、結婚というものについて考えさせられるのもこの漫画の魅力だと思います。 作中、龍之介が「僕には3人とも必要なんだ」と言っていたのも、単純に1人では、物足りないからではなく、小春・ゆず・まどかの3人だから必要なんだと感じました。 そして、ストーリーが進むなかで、伊達家も少しずつ、家族の形が変化いきます。 今後伊達家がどうなるか…。ページを読み進めずにはいられません! ぜひ、波乱の展開と、ストーリーの途中で挟まれるお色気シーンを、存分に味わってみてください。1巻を読んでしまうと、続きが気になって、一気読みせざる終えません。 可愛い妻たちの魅力に惹かれること間違いなしです!