異世界料理が美味しそうすぎる...！飯テロ注意な異世界グルメ漫画10選

日本の地方都市に住む、27歳のしがないサラリーマン・向田剛志。気が付くと、剣と魔法のファンタジー世界に迷い込んでいた、向田もといムコーダ。こちらの世界のムコーダは、異世界でもネットショッピングができる不思議な固有スキル「ネットスーパー」を持つ、異世界から来た勇者だといいます。キナ臭いレイセヘル王国を出奔し、護衛・アイアンウィルを雇って隣国・フェーネン王国を目指すムコーダ一行。猪のようなモンスター・レッドボアの肉を生姜焼きにしていると、現れたのは、伝説の魔獣・フェンリル。ムコーダの料理に惚れ込んだフェンリルは生姜焼きを食らい尽くすと、三度の食事を条件に従魔の契約を結びたいと言い出すのでした。

野球部のマネージャーとして、栄養バランスを考えながら料理の腕を振るう少年・スズキ サブロー。おばちゃんの包丁を持ったまま、キャベツを取りに扉を開けると、扉の向こうは謎の大草原――。三日間草原をさまよい、意識を失ったサブローは、草原エルフ・カラカラ族の集落で目を覚まします。エルフのポポとペペは、行くところがないならここに居ていいと言ってくれます。空腹のサブローは、ポポの作るエルフ飯を楽しみに調理する様を見つめますが、灰汁も取らず、皮むきもせず、煮込まれていく食材たちに一抹の不安を覚えます。エルフ飯…すごく…まずいです…。耐えかねたサブローは、次の食事は自分に作らせてほしいと、決死の願い出をします。

天空を泳ぐ龍を捕らえ解体し、それを売って旅を続ける、帰るべき港を持たぬ捕龍船、クィン・ザザ。船員たちは、宿の提供を依頼するも「捕龍船を泊めた市には龍が落ちる」という伝承におびえた市民たちの反対に遭い、断られてしまいます。自分たちは歓迎されない余所者…。捕った龍の肉や油は買っていくのに、市に入れないことに釈然としない船員や、そういうものだと達観する船員たちは複雑な思いを胸に抱きます。すると、乗組員のミカが、龍のステーキをパンに挟んだ「龍の尾身ステーキサンド」をこしらえます。おいしそうな料理に明るい表情になる船員たち。しかし、その瞬間、隣市に龍が出没したという知らせが入ります――。

月曜から金曜まで営業する「洋食のねこや」。毎週土曜日は“特別営業”をしています。土曜日にだけ開く不思議な扉を抜け、この店にやってくるのは異世界の住人たち。ある日、トレジャーハンター・サラは、伝説のトレジャーハンター・ウィリアム＝ゴールドの秘宝を探しに不思議な扉をくぐり抜けて、「洋食のねこや」にやってきます。日替わり定食を頼んだサラに、シェフは今日の日替わりが「ウィリアムさんが一番好きだった料理、メンチカツ」であると言い聞かせます。はじめて目にするメンチカツを、恐々としながらも口に運ぶサラ。彼女は心から「おいしい」と口にします。そして今日も、次のお客様が不思議な扉をくぐります――。

国際グルメ機関・IGO直属の「HOTEL GOURMET」。そのレストランでシェフをする小松は、各国の首脳たちが出席する食事会のレシピを実現するため、世界最高ランクの肉・ガララワニの肉の調達を命じられます。戦車を用意しても倒すことができるか怪しい、強力なガララワニ。小松は“美食屋”トリコにガララワニの討伐を依頼することにします。バーボン一瓶を丸のみし、指パッチンで火をつける、常人を超えた力と巨体を持つトリコ。限界張力約40トンという鉄筋の釣り竿を振り回し、巨大な獲物をまとめてしとめるさまを目の当たりにし、度肝を抜かれます。そんなトリコでも捕獲が難しいガララワニとの闘いが、今幕を開けます。

サラリーマンの桂木 俊一郎(カツラギ・シュンイチロー)は、外回りの営業中に、足を滑らせて亡くなってしまいます。目を開けたシュンイチローが見たものは、獣人のような異世界人の、心配そうに見守る視線――。異世界に転生したシュンイチローは、貧民街で詐欺まがいの仕事をしながら日銭を稼ぎながら暮らしていましたが、そこにサキュバート家の没落貴族のバートが現れ、見出されます。地球でいう企業コンサルタントとしてサキュバート家を再興したシュンイチロー。一年後にはすっかり富と地位を手にしていました。不愛想で美人な獣人メイド・シルフィンと連れ立って食事に行き、そこで提供されたのは、分厚いドラゴンのステーキでした。

あらゆる知識を授け、願いを叶えてくれる伝説の秘宝・「叡智の冠」。それを求めて旅を続ける４人の異世界人、リーダー・リーデル、鍵師のフロイ、猫耳のミア、冷静なヒーロ。４人が厳しい冒険のすえに手に入れたのは、叡智の冠ではなく、一枚の古びたテーブルクロス。しかし、それは食べたいものを念じれば食べ物を召喚することができる「魔法のテーブルクロス」でした――。カラカラの砂漠で、水も食料も尽き、絶体絶命の４人。綺麗で冷たい水を思い描いて召喚されたのは、日本人のみんなが大好きなあのアイスクリーム「スーパーカップ」で…。ねるねるねるねや、焼き肉のたれ…日本人にはおなじみの食べ物が異世界の冒険者の舌鼓を打ちます！

エリーセ、イーリス、フランカの三姉妹が、巨大な熊の魔物・キラーベアに襲われ、異世界から召喚したのはなんと、大関・高良山(タカラヤマ)。大相撲の千秋楽で優勝し、来場所からの横綱昇進が決まったその瞬間のことでした…。現代に帰る方法が分からない高良山と三姉妹は、ひとまず情報を集めるために港町ハーベンを経由し、ノアール大陸を目指します。スキル「ちゃんこレシピ」持ちの高良山は、空腹を訴える三姉妹に、倒したキラーベアの肉を使って、かつて自分が相撲部屋で振る舞っていた熊肉ちゃんこを再現します。横綱昇進を誰よりも楽しみにしてくれていた親方のために、沢山のちゃんこレシピとともに、高良山と三姉妹の旅は続きます！

サボるのが大好きな駄女神・ローラ＝ギネ＝アマラ。ゴロゴロして過ごした自業自得で＜女神ポイント＞が尽きそうになった彼女が使った最後の切り札は＜召喚チケット＞。召喚されて現れたのは、たまごを片手で見事に割れる器用な日本人の少年・小堺 桂馬(ケーマ)。食料の調達すらもままならないローラのために、ケーマは危険をおかしトマの実をもぎとります。トマの実を食べたケーマに、鳴り響くレベルアップのファンファーレ…。ローラは、ケーマが食事をするだけでレベルアップして筋力やHPが強化される特殊能力を持っていることに気づきます。食事アイテムとは食べるとステータスを伸ばしたり、体力を回復するもの！異世界では常識ですよね！

父の営む大衆食堂「つるみ屋」を手伝う、高２の17歳・津留見明日太。「つるみ屋」は誹謗中傷・陰湿な嫌がらせを受けていて、父は事故に遭い、明日太は「つるみ屋」が火事で燃えているという連絡を受けます。父が生命より大事にしている包丁を取り戻すため、危険を顧みずに火の中へ飛び込んでいく明日太――。気が付くと、見慣れない世界。父の包丁を大事に握りしめて倒れていた明日太は、巨大なイノシシ・ギバに襲われているところを、ギバ狩りをして生計を立てる、森の民の少女・アイ＝ファに救われます。食い物に美味い・不味いという概念を持たないアイ＝ファ。明日太は包丁を手に、彼女に「美味しい」と言わせることを決意します。