優等生で皆の人気者の佐伯さん。
彼女が叫んだ心のうちは、
とても胸を締め付けるものです。
この気持ちに至るまでの、
彼女の<u>経緯を知っていると尚更</u>です。
憧れのあの人でも、羨む相手はいるんだと、
誰でも自分であることの不満を抱えているのではないか、
と強く感じました。
私はこのシーンがとっても大好きです。
押見先生でしか描けないような、
生々しい<font size="+1">人の本音が、えぐるように伝わってくる</font>からです。
自分の仮面を破る瞬間を描いた、
押見先生マンガの名シーンだと思います。