【ネタバレあらすじ紹介】『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』

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作品情報

『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』は2017年からはじまった、小説家になろうでの連載が原作となっています。原作の小説化を経て2019年から漫画の連載が始まりました。 異世界に召喚された後、絶望の淵からスタートを遂げた主人公が復讐心を抱えて逆襲していくダークヒーローファンタジーです。

メディア化情報

2024年7月にTVアニメが放送開始され、圧倒的なアクションシーンの作画などが話題となり、一気にファンの心をつかみました。

あらすじ

女神ヴィシスによって高校のクラスごと異世界に召喚され、勇者として大魔帝を討伐する使命を任された三森たち。しかし勇者適正診断で唯一E判定となった三森は、女神から突如「廃棄」を言い渡される。 女神の理不尽な対応に反論する三森だが、クラスのほぼ全員からも圧力を受け、そのまま生存率0％の遺跡へと廃棄されてしまう。 遺跡に転送された直後、三森はミノタウロスに遭遇する。せめて立ち向かって生き延びようと自身のスキルを確認すると、三森には状態異常スキルのパラライズ（麻痺）・スリープ（睡眠）・ポイズン（毒）しかなかった。勇者としてはハズレ枠である状態異常スキルで遺跡を突破するのは困難だと感じながらも、窮地に追い込まれた三森はパラライズを発動。すると驚くべきことにミノタウロスが動きを止めたのである。遺跡の中で自分のスキルが有効だと思っていなかった三森だが、その後も他のスキル発動を重ね見事ミノタウロスを倒すことに成功してしまう。

自身のスキルの可能性を感じた三森はその後も敵を討伐し続け、次々と経験値を重ねていく。 遺跡の突破ができそうな希望が見え始めた瞬間、自身を遺跡へと廃棄した女神や同調圧力で三森を見捨てたクラスメイトたちへの復讐心が頂点に達し、女神に報復することを決意する。

キャラクター紹介

本作の主な登場人物を紹介します。

三森灯河（ハティ・スコル）

本作の主人公。勇者適正ランクが唯一Eであったことから廃棄されてしまう。しかしハズレ枠だと思っていた状態異常のスキルが思わぬ力を発揮し、自分のスキルが最低ランクのEではなく、”E”XTRA（規格外）のEではないのかと思い始める。 異世界に来る前は人畜無害で静かに過ごしていたが、女神やクラスメイトから無惨な扱いを受けたことから、敵意を向け危害を加えてくる相手に対しては極端に非道な殺戮もいとわなくなる。しかし、仲間や味方に対しては非常に義理堅く親切な人物。

セラス・アシュレイン

美しいハイエルフの騎士。かつては聖騎士団の団長を務めていたが、国外逃亡をしたため複数の人物に追われている。追っ手から逃れるために普段は精霊の力を用いて正体を隠し、ミスト・バルーカスと名乗っている。 セラスのピンチを三森が何度か助けたことがきっかけで二人は協力関係となっていく。

女神ヴィシス

大魔帝を討伐してもらうため三森たちのクラスを勇者として異世界へ召喚した張本人でアライオン王国を支配している女神。 使えないと感じた者はすぐ遺跡へと廃棄するなど冷酷な心の持ち主で、三森の前にも自分にとって都合が悪い人物は脱出不能の遺跡送りにし続けていた。

十河綾香（そごう あやか）

三森のクラスメイトでS級勇者。異世界への召喚前はクラスの委員長を務めており、三森が廃棄となる際も唯一女神に立ち向かったり、その後も力を発揮できず女神に廃棄されそうになったクラスメイトを守るため自分を犠牲にしてしまうほどの正義感の持ち主。 かつては古武術を習っており槍術を習得しているため、実戦でも活躍している。 しかし周りが次々と固有スキルを習得していくなか十河はなかなか固有スキルを取得できず、立場が悪くなってしまう。

ピギ丸

同じスライムからリンチを受けているところを三森に助けられたスライム。その時から三森に懐いたことにより仲間となる。モンスターならではの察知能力があり、敵の気配に瞬時に気づき三森をサポートしている。 魔物強化剤を用いて三森と結合できるようになり、ともに戦うことができる。

イヴ・スピード

モンロイで最強と謳われる豹人の血闘士。かつては奴隷の身でリズベットと共に自由の身を手に入れるため血闘で戦い続け資金を集めている。 三森から血闘場を運営している公爵家がイヴをはめようとしていることを伝えられたのち、リズベットの救出を手伝ってくれたことがきっかけで仲間となる。

リズベット

ダークエルフでイヴと同じ奴隷出身。イヴのことを「おねえちゃん」と呼んで慕い、ともに自由の身になるため劣悪な環境に耐え続けている。 三森たちに救出してもらったあと、共に禁忌の魔女を探すため金棲魔群帯へ向かう旅に同行する仲間となる。

見どころ

次に本作の見どころや魅力となるポイントをご紹介します。

主人公・三森のダークヒーローぶり

本作の一番の魅力は、なんといっても主人公・三森のダークヒーローぶりです。 三森は根は優しい心の持ち主ですが、生きるか死ぬかの異世界で、敵とみなした相手を容赦なく徹底的に排除する冷徹さを見せます。それは魔物に限らず、初めての対・人間戦で4人の命を同時に奪ってもなお、罪悪感など一切感じないほどです。 三森の能力である「ポイズン（毒）」はスキルを発動してから相手が命を落とすまでに時間がかかるため、その間に相手が苦しみながら死んでいく様子を見届けることになります。通常、情や自分の手で人を殺す恐怖心が芽生えやすい状況ですが、三森は内に秘めた暴性により、微塵も情けをかけることなく冷徹に振る舞います。この冷酷さこそが、三森特有の「悪」を表現しています。

並行して進んでいくクラスメイト達のストーリー

もう一つの魅力は、三森と一緒に異世界へ召喚されたクラスメイトたちのストーリーが平行して進んでいく構成です。召喚勇者として奮闘する彼らの物語は、十河（そごう）をはじめ様々なキャラクターの視点から描かれています。 本来なら味方の立場であるはずの女神も自己中心的な性格で、使えないと感じた召喚勇者をすぐに廃棄しようとすることから、とても味方と呼べる状況ではありません。さらに勇者適正度やカーストによりクラスは複数の派閥に分かれ、仲間割れを起こし始めます。 仲間内の対立も収拾がつかなくなっているなか、異世界での奮闘を続ける彼女たちの物語も見逃せません。

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まとめ

いかがでしたでしょうか！ 今回は『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』のあらすじや登場人物、魅力などをたっぷりご紹介しました。女神に見捨てられた三森が這い上がっていく逆襲譚は非常に目を見張るものです。 初回特典や全巻まとめ買いできるクーポンを活用して『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』を楽しみたい方は今すぐチェック！