「時をかける少女」のあらすじをチェック!ネタバレなしで魅力を紹介

「時をかける少女」のあらすじをチェック!ネタバレなしで魅力を紹介

『時をかける少女』と聞くと、監督・細田 守さんによるアニメ映画版を想い浮かべる人は多いでしょう。『時をかける少女』は小説が原作で、メディア展開が豊富であり、マンガも存在しています。『時をかける少女』の概要やあらすじ、キャラクターを紹介します。

  • 時をかける少女(2)

    少年・青年マンガ
    -
    540

    理科室でラベンダーの香りを嗅いでから、《時間跳躍能力》に目覚めた和子。未知の力に戸惑いつつも高校生活最後の一年を謳歌する彼女の前に、謎の新任教師・緑が現れて……。原作版「時かけ」感動のクライマックス!

    「時をかける少女」概要

    『時をかける少女』とはどういったマンガでしょうか。『時をかける少女』の原作情報からメディア展開、などについて、紹介します。

    原作は筒井 康隆さんの小説

    『時をかける少女』の原作は、作者である筒井 康隆さんの小説です。筒井 康隆さんは、小松 左京さん、星新一さんと並ぶ"SF御三家"の一人です。 1964年から学年誌『中学三年コース』から『高1コース』で連載していました。その後、『時をかける少女』は、様々な出版社で単行本が刊行されました。

    映画・アニメなどたくさんメディア化に

    1970年代から、小説を原作とした作品が量産されるようになります。代表作は、1983年の、監督・大林 宣彦さん、主演・原田 知世さんによる実写映画版と、2006年の、監督・細田 守さんによるアニメ映画版です。 細田 守さんはその後、2009年に『サマーウォーズ』、2021年に『竜とそばかすの姫』を手がけ、2021年現在も日本を代表するアニメ映画監督です。

    原作小説とアレンジが異なる

    『時をかける少女』の小説版の始まりは1964年、マンガ版の始まりは2004年です。小説版からマンガ版まで、四十年の差が開いていることから、マンガ版は時代背景にアレンジが加えられています。 具体的には、マンガ版は時代設定が二十一世紀初頭になっているのです。マンガ版は、読者の生きる時代に合わせて書かれたことが分かります。

    実はよく知らない?あらすじについて

    『時をかける少女』のあらすじを知っていますか?『時をかける少女』はタイムリープもの、という認識をしている人は多いと思います。しかし具体的なあらすじは知らない人もいるでしょう。 『時をかける少女』のあらすじを知って、どんな物語か確認します。

    ラベンダーの香りから時間跳躍の力を手に入れる

    芳山 和子(よしやま かずこ)は、謎めいた少年・深町 一夫(ふかまち かずお)が気になる少女です。ある日、和子は浅倉 吾朗(あさくら ごろう)と一緒に理科室の掃除をしていると、意識を失っていました。 意識を失う直前、ラベンダーの香りがしていたことを思い出す和子ですが、そのときから"テレポート"と"タイムリープ"の能力を手に入れていたのでした。

    過去の悲しい出来事を変えようとするも…

    和子は、大好きだったおばあちゃんの、最期の写真が笑顔でなかったことを知ります。彼女はタイムリープの力で、おばあちゃんの笑顔を取り戻し、事は順調に進んでいると思われました。 しかし、タイムリープによって和子と吾朗が遭う交通事故を防ぐと、別の人々が事故に遭い、火事が起きてしまいました。タイムリープによるリスクを知ることによって、和子は葛藤します。

    立ち位置も違ってくる?魅力的なキャラクター

    最後に、『時をかける少女』の登場人物を紹介します。『時をかける少女』には、真っ直ぐな和子、謎めいた一夫、和子に恋する吾朗など、魅力的なキャラクターに溢れています。

    芳山 和子 (よしやま かずこ)

    高校三年生の少女で、テニス部に所属しています。高校三年生の始業式の日、理科室でラベンダーの香りを嗅ぎ、タイムリープの能力を手に入れました。 明るい性格で、恋愛ごとには鈍感です。タイムリープの能力で、様々な未来を変えることになります。しかし、同時にタイムリープの危険性を知り、和子は能力と向き合うのでした。 偶発的に起こるタイムリープを、和子はある程度コントロールできるようになります。彼女は事件が起きた、始業式の日の理科室にタイムリープしますが…。

    深町 一夫 (ふかまち かずお)

    和子や吾朗たちの幼馴染です。謎めいた少年で、和子は彼を気になっています。大事な人にもらった、と懐中時計を大切にしているようです。 タイムリープについて、何か知っている模様です。懐中時計を使って、和子とその能力について助け、アドバイスをくれます。 特技はピアノで、始業式の日も学校でピアノを弾いていました。体型は背が高く細身です。実は彼も和子に隠していた大きな秘密があるようです。

    浅倉 吾朗 (あさくら ごろう)

    和子や一夫たちの幼馴染で、彼らと親しいです。スポーツ少年で、剣道の県大会に出場するほどの腕前の持ち主です。料理を得意としています。 始業式の日、倒れた和子を真っ先に発見し、部屋の外に運びました。和子を大切に思っておりますが、その気持ちは中々伝えられず、友達で止まっています。 体型は"ずんぐりむっくり"で、努力家でどちらかといえば直情径行型です。大変気が弱く、そそっかしい一面もあり、予言に動揺するなど、かんしゃく持ちでもあります。

    有名作品はマンガバージョンも面白い!

    『時をかける少女』は、小説を原作として、様々なメディア化がされています。マンガ版は特に、手軽に楽しむことができ、おすすめの作品となっています! 『時をかける少女』を楽しむ手段として、ぜひマンガを取り入れてみませんか?

  • 時をかける少女(1)

    少年・青年マンガ
    -
    540

    進路に恋に悩み多き高校三年生・和子の青春に転機が訪れた。理科室でラベンダーの香りを嗅いだ時から、彼女は時間跳躍能力に目覚めたのだ…!!