半世紀に渡ってさまざまなシリーズが発表され、子供から大人まで多くの人に愛されている"ガンダム"は、日本が誇るロボット作品の代名詞です。アニメや映画が有名なガンダムですが、マンガでも数多くの作品が出ているのはご存じでしょうか。今回はそんなガンダムシリーズの中でも、マンガメディアで展開されている作品を紹介します。
機動戦士Zガンダム Define
Zガンダムで作画監督を務めた北爪宏幸先生のマンガ作品です。ガンダムシリーズの中でも人気の高い『機動戦士Zガンダム』のストーリーをメインに展開されていますが、『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』の設定を多く引き継いでおり、物語はクワトロの視点で描かれています。 スミレ・ホンゴウやシェリー・ペイジなどのZガンダムには存在しなかった新たなキャラクターや、MSZ-000 零式などのオリジナルのモビルスーツも登場します。 また、本作のメイン機体であるZガンダムもテレビアニメより早く登場するなど、展開も一部異なり、映画やアニメでZガンダムを知っているファンでも、色々な方面から楽しめる作品です。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン(1)
少年・青年マンガアムロ・レイと、シャア・アズナブル。彼等は、一人の女性に取り込まれた男たちであった。最初は敵同士として戦い、次は味方となって戦った。そして、刻が経ち、それぞれの意思で宇宙に住んだ彼等は、三度、見えようとしていたーーー……。 劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の脚本第一稿を基に、富野由悠季が1988年に小説で発表した「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」がついにコミック化!! Hi-νガンダムが、ナイチンゲールが、サイコ・ドーガがついにコミックで描かれる!
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
本作は小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』をコミカライズした作品です。 大筋としては『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をベースにしていますが、Zガンダムに登場したベルトーチカがアムロの恋人となって子供を身籠もっていて、本来のアムロの恋人であるチェーンは登場しない、ブライトがヒゲを生やしているなどの相違点も多くあります。 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のパラレルワールド的な作品です。2021年に映画が放映されている『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の映画は、本作の継承作品となっています。 劇場版とは異なる魅力を持っているので、ガンダムファンならぜひ読んでみてください。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(1)
少年・青年マンガ「真紅の稲妻 ジョニー・ライデン」が帰ってきた!宇宙世紀正統派「MSV続編始動」?「MSV」続編として大河原邦男を迎え「ギレン暗殺計画」のArkPerformanceが手がけるコミックス第1巻。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
本作は『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』でも紹介したArkPerformance先生が作者を務めており、バリエーション豊富なモビルスーツが多数登場します。 主人公がある日、戦闘シュミレーションを行っていたところに、突如データに存在しないモビルスーツが現れ、謎のメッセージを残します。そのメッセージにあった"ジョニー・ライデン"という人物を調査する主人公は、その後さまざまな陰謀に巻き込まれていくことになります。 はたして"ジョニー・ライデン"とは何者なのでしょうか。ミステリー要素が強く、続きが気になる作品です。
戦争の裏のヒューマンドラマを読み解く
宇宙という大きな舞台の中で描かれたガンダムシリーズには、多くの物語が登場します。アニメや映画の話だけでなく、その裏で進行していた物語や、歴史の表に姿を現さなかった人物たちの物語もあります。 表と裏の両方から、ガンダムのヒューマンドラマを、マンガ作品で楽しんでみてください。