七つの大罪は個性的なキャラクターが魅力。主要人物を紹介

七つの大罪は個性的なキャラクターが魅力。主要人物を紹介

マンガ『七つの大罪』には、個性豊かなキャラクターが数多く登場します。主人公はもちろん、ヒロインや王国の聖騎士団などの面々も、バックボーンがしっかりと描かれていて魅力的です。そんな七つの大罪の主要キャラクターを解説しましょう。

  • 七つの大罪(1)

    少年・青年マンガ
    4.3
    500

    かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!

    七つの大罪の主要キャラクター

    主人公のメリオダス、そしてヒロインであるエリザベスなど、物語の軸となるキャラクターを紹介します。

    メリオダス

    伝説と呼ばれた騎士団"七つの大罪"の団長であり、"憤怒の罪"と呼ばれている本作の主人公です。外見は幼い少年のような姿ですが、実年齢も少年というわけではありません。 ホークと一緒に移動酒場を営みながら、散り散りになった仲間の行方を捜していたところ、訪れたエリザベスと出会い行動を共にします。 明るく社交性もあり、仲間からは慕われていますが、戦闘時には相手の攻撃をそのまま返す技"全反撃"などを駆使して度々敵を圧倒します。さらに、それだけではない底知れぬ力が彼には秘められているようです。

    エリザベス・リオネス

    リオネス王国の第三王女で、本作のヒロインです。他人思いで優しい性格の一方、芯があり意思を貫く強さも持っています。 メリオダスの営んでいた酒場に現れ、クーデターが起こった王国の現状を話し、七つの大罪に助けを求めたのが最初の出会いです。話を聞いたメリオダスと一緒に旅をしながら、彼の仲間たちと出会っていき交流を深めていきます。 その生い立ちには大いなる秘密が隠されていますが、物語の序盤では明らかにされていません。

    ホーク

    豚の姿をしていますが、人語を操ることができるキャラクターです。チャーミングな見た目とは裏腹に、手厳しい発言やつっこみも多く、挑発的な態度を取ることもあります。 仲間からいじられることも多々ありますが、基本的には親しまれており、メリオダスが酒屋を営んでいたときは残飯処理係としても活躍していました。 マスコットキャラ的なポジションではありますが、ホークにもまた隠された秘密があるようです。

    七つの大罪のメンバー

    かつて伝説の騎士団と呼ばれた、七つの大罪のメンバーはどれも個性豊かで強力な面々です。その団員たちを紹介していきます。

    バン

    "強欲の罪"で呼ばれており、不死身の体を有しているという特性を持っています。桁違いの再生力・修復力を活用し、肉弾戦で自らの傷を厭わない戦い方が多いです。 登場時は投獄されていたため、長髪に髭というビジュアルでしたが、その後髭がなくなり、短髪になっています。 ノリがよく、団長や団員たちに対してフレンドリーに振る舞う場面が多く見られます。人のものを盗んだり奪ったりする癖があり、戦闘時は相手の力を奪って戦うことも可能です。メリオダスとは遊び感覚で度々拳を突き合わせ、じゃれ合う場面も多く見られます。

    ディアンヌ

    "嫉妬の罪"で呼ばれている団員の一人で、巨人族の女性です。散り散りになった後、白夢の森にて最初にメリオダスとエリザベスの仲間になりました。 巨大な体を活かしたパワフルな戦い方が特徴で、パワーだけなら団員の中でもトップクラスです。また、大地に干渉する能力も持っており、地形を変形させながら戦うこともあります。 性格は非常に女の子らしく、エリザベスとは最初メリオダスとの仲に焼き餅を焼く場面などもありました。聖騎士団との戦いで危険を顧みず人のため動くエリザベスを見て、彼女のため戦うことを決めます。

    キング

    "怠惰の罪"で呼ばれる団員の一人で、妖精族の王です。変身して太った成人男性の姿になることもできますが、本来は少年のような姿をしています。 ディアンヌに対して好意を持つ一方、バンとはある出来事を巡って命を狙っていたこともあったようです。ただし後に和解し、元々常識的な性格をしていることもあり、基本的に大罪メンバーとの仲は良好です。 戦闘時は神器である槍を自由自在に操り、敵を石化させたり槍を増やしたりして攻撃するなど、多様な攻撃手段を持っています。肉体的な戦闘力は高くありませんが、強力な魔力を駆使した戦い方が得意です。

    ゴウセル

    "色欲の罪"で呼ばれる団員の一人です。中性的な外見をしており、感情が読み取りにくいため、メガネをかけた姿と相まって、一見クールな印象を与えます。これにはとある事情が関わってくるのですが、物語が進むにつれて明らかにされていくようです。 戦闘時は神器である弓矢を使って、記憶を読み取る、改ざんするなど、相手の精神に干渉する技を多く用います。 メリオダスたちと合流して仲間になった後、とある事件により七つの大罪から一時脱退しますが、ほかの団員たちによって再度大罪の一人として活躍するように。

    マーリン

    "暴食の罪"で呼ばれている団員の一人で、セクシーな外見をした女性です。挑発的な笑みを浮かべることが多く、人を食ったような態度を取ることもあります。マーリンとは仮の名前ですが、本名は発音できない言語のようです。 発動させた魔法を永続化させる"無限"という能力が使えるなど、驚異的な魔力を持っており、敵ですら怯むほどの実力の持ち主です。 エリザベスがさらわれ、メリオダスたちが王国に乗り込み、救出せんとしたところで合流し、仲間に加わります。

    エスカノール

    "傲慢の罪"で呼ばれている団員の一人で、最後に登場するメンバーです。髭を生やした人が良く弱そうな外見ですが、時間帯によって外見が変わり、同時に強さも変わります。 夜の24時が最も弱く、反対に昼の12時が一番強い性質を持ち、ピーク時には身長・体格も変化し、性格も傲慢そのもののキャラクターになります。この時間帯に限って言えば、人間でありながら七つの大罪のメンバーでトップクラスの戦闘力です。 メリオダスたちが王国へ向かい、王国内の事件を解決した後、新たな敵が登場した際にバンを助ける形で登場します。

    対立する聖騎士

    メリオダスら七つの大罪と対立し、幾度となく戦うことになる王国の聖騎士たちも、強力なキャラクターがそろっています。その中から代表の二人を紹介します。

    ヘンドリクセン

    二大聖騎士長のうちの一人で、鋭い目つきと顎髭がトレードマークです。作中序盤では、予言された聖戦のため騎士たちをとりまとめる一方、魔神の屍を利用して、聖騎士見習いに凶悪な力を与えていました。彼の目的な当初、明かされてはいませんでした。 そうしてヘンドリクセンに力を与えられた騎士たちは"新世代"と呼ばれ、メリオダスたちに幾度も襲いかかります。 エリザベスがさらわれ、メリオダスらが王国へ乗り込んだ際は、人外の力を使って対抗し、激戦を繰り広げました。

    ドレファス

    もう一人の聖騎士長で、パーマがかかった長髪がトレードマークです。聖騎士たちを鼓舞し、聖戦のため力を振るうよう下の者たちの士気を上げるなどしています。 ヘンドリクセンとは親友でしたが、現在王国の騎士団内はドレファス派・ヘンドリクセン派に分かれているようです。 精神力が強く、また戦闘時には華麗な剣さばきで戦います。怪しい動きをするヘンドリクセンを警戒しているようですが、ドレファスにもまた秘密が隠されていることを周りの者は知りません。

    七つの大罪の主要キャラクターをおさえよう

    七つの大罪は、キャラクター同士が深く絡み合い、また序盤は明かされなかった事実が後々明らかになるなど、読むほどに続きが気になる作品です。 大罪メンバーそれぞれの過去や聖騎士団側の実情などを知ると、また違った視点で登場人物たちを見ることもできます。そんな奥深い七つの大罪を、ぜひ読んでみてください。

  • 七つの大罪(41)

    少年・青年マンガ
    4.3
    500

    かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊・〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!! それは愛ゆえの裏切りなのか? 〈七つの大罪〉結成の裏側に秘められしマーリンの思惑、成就する大願。しかして、アーサーは混沌の王として目醒めた。だが、その覚醒を待ち望むは、ひとり魔女のみにあらず。飢えたる魔性が本性を現す! そして……。永き旅路の果てに訪れる新時代。語り継ぐべき英雄たちの武勲は次代へと──。〈罪〉作り七人を巡る大冒険叙事詩、完結!!