お金をもらって人を殺す"殺し屋"は、普通に生活していれば絶対に関わることのない職業です。マンガの中だからこそ存在するのかもしれません。そんな殺し屋たちを主人公にした作品は、多く存在します。シリアスな作品からコメディタッチの作品までさまざまな殺し屋作品を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
善悪の屑
"復讐代行"を営む2人組の男の話です。親しい人間を惨たらしく殺され、心に傷をおった被害者遺族の依頼を受けて、加害者を苦しめて殺します。足から全身をすり下ろす、体を切り刻むなど残酷な描写が多めです。 復讐代行を主催している男・カモもまた、かつて自分の家族を無残に殺された被害者でした。加害者は警察官僚の息子であり、捜査が意図的に妨害されていたことから、カモは自分の手を汚し、警察を辞めたという過去があります。 加害者が苦しむことで、被害者の心が救われる…そんなダークヒーローの物語です。
暗殺教室
椚ヶ丘中学校において落ちこぼれだけを集めたクラスである3年E組にやってきたのは、まるでタコのような触手を持つ異様な生物でした。その生物はこれからこの教室の担任を務めると言い、「もし来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」と宣言します。 マッハ20で動く怪物に対抗するため、防衛省も協力し、何より怪物本人の指導の下、3年E組の生徒たちを一流の殺し屋に仕立てるという物語です。 作者は『魔人探偵脳噛ネウロ』でも知られる松井優征さんであり、全21巻ですっきりとまとめられた内容となっています。