小説家になろう発の漫画25選。おすすめの異世界・チート・悪役令嬢

『小説家になろう』の作品の中でも、特に有名なのが本作です。2期に渡るアニメ化だけでなく、映画化もされています。癖のある個性的なキャラクターたちが冒険者として活躍するコメディ作品です。 本作の主人公・カズマは死後、女神アクアに誘われて異世界転生することになりますが、その特典として、カズマはアクアを指定します。自分の死因を腹を抱えて爆笑したアクアが許せず、苦しめばいいと思ったからです。このエピソードからも、カズマとアクア、両方くせ者であることがうかがい知れます。 異世界で魔王を倒すため冒険者となったカズマとアクアの前に現れたのは、1日1回しか爆裂魔法を使えないポンコツの魔法使い・めぐみんと、攻撃は全く当たらないのに防御力だけがやけに高いドMな騎士、ダクネスでした。この2人を交えてパーティーを組んだのはいいものの、全く活躍できずにカズマも頭を抱えます。 3人の残念美少女、そしてクズとまで呼ばれる性格の悪い主人公の冒険活劇は、抱腹絶倒間違いなしです。

ゲームでは敗北してもやり直しができますが、それが現実で起こるとしたら遠慮願いたいものです。死ぬときの肉体の痛みや周りの仲間が死んでいく悲劇を記憶しなければならないのですから。 本作の主人公・スバルには一般的な異世界転生作品のように、強力な力やスキルはありませんでした。彼に与えられたのは、"死んだ瞬間に時間を巻き戻してやり直せる"という能力のみ。何度も苦しみ、死の痛みを体験しながら、愛するエミリアのためスバルは頑張り続けるのでした。 明るい世界観ながら上記のようなスバル能力のために悲壮な描写も多く、それゆえにスバルを応援したくなってしまいます。

生まれ変わったら人間ではなくスライムだったという特殊な異世界転生作品です。前世の日本で、通り魔に刺された主人公は、異世界でスライムとして復活します。 最初は視覚や聴覚すらなかった不便が体でしたが、暴風竜ヴェルドラをはじめとした魔物との出会い、捕食を繰り返すうちに最強のスライムになってしまいます。そしてリムには、魔物が安心して生きていける国を作ることを決意するのでした。 個性的な魔物たちや、人間のキャラクターなどが多く登場し、作品を賑やかします。スピンオフ作品も多く発売されている人気作品です。

主人公は気付けば30代半ば、もうやり直しのきかないところまできていました。親子でついに兄弟たちに絶縁されてしまった主人公は、トラックに轢かれてそのまま帰らぬ人になりました。そして気が付くと、自分が剣と魔法の世界で赤ん坊となって、人生をやり直している状態にあることを知ったのです。 前世のような後悔はしたくないという思いから、今生では剣と魔法、そして女の子に精一杯力を注ぎます。そんな主人公の少年時代からの半生を描く作品です。

こちらも主人公が人外に転生してしまったという作品です。女子高生だった主人公の教室を何者かが襲撃、気が付くと蜘蛛の魔物に転生していました。主人公の生まれた場所はダンジョンの中で、周りは強力な魔物だらけ。人間の冒険者と遭遇しても、言葉もわからず、コミュニケーションは不可能です。 そんな状況でも主人公はタフでした。決して悲観的にならず、周辺の魔物を捕食しながら少しずつ力をつけていきます。 魔物として進化しながらダンジョンを脱出し、やがて人間と接触するというお話です。 楽天的かつポジティブな主人公のキャラクターが読者に受け入れられ『蜘蛛ですが、なにか？ 蜘蛛子四姉妹の日常』というスピンオフ作品も発売されています。

大学生の岩谷尚文（いわたに なおふみ）は、3人の日本人とともに異世界に召喚されてしまいます。他の3人が剣・弓・槍の勇者であり、尚文は盾の勇者です。攻撃力のないアイテムの勇者ということで戦闘には役に立たないと判断され、尚文にはガッカリした視線が向けられます。 さらに、彼のお供になった女従者は彼に襲われそうになったと冤罪をでっちあげます。その結果、尚文は国外追放されてしまうのです。勝手に世界に召喚され、しかも全てを失った尚文は絶望します。 そんな彼ですが、お供にした奴隷の少女ラフタリアと冒険を続けるうちに、少しずつ周囲の信用を回復し、やがて他3人の勇者と彼の名声は逆転していきます。冤罪をかけた女従者や好き放題やっていた者たちがやられていく様子は、まさに「ざまぁ」としか言いようがありません。

主人公はある日、勇者として覚醒します。そして主人公を迎えに来た"術の勇者"フレアは、主人公が"癒やしの勇者"と知って失望します。なぜなら勇者パーティーは強く回復魔法の出番などほとんど無いからです。また回復魔法を使うたびに主人公は相手の痛みを共有しなければならず、使うのを拒否します。 そんな主人公を、あろうことかフレアを中心とする他の勇者たちは、薬漬けにして理性を奪い、まるで家畜のように扱うのでした。主人公の痛みなどお構いなしに回復魔法を使わせ、ストレスのはけ口として虐待の限りを尽くします。 主人公は魔王討伐の際に正気を取り戻し、他の勇者に対し復讐することを決意。その方法は、世界に回復魔法をかけて時間を戻し、4年前からやり直すというものでした。 かくして魔法は成功し、世界の歴史は4年前に巻戻ります。主人公はこれから遭遇する悲惨な運命を回避し、勇者たちに復讐するために行動を開始するのでした。

日本の大学生・宇景海人（うけい かいと）はある日、異世界に勇者として召喚され、魔王を討伐し世界を救うように依頼されます。苦労の果てに魔王討伐したものの、彼に待っていたのは裏切りでした。 人類の敵という汚名を着せられ全ての異世界人に狙われた彼は、最後はかつて魔王を討伐するための仲間だった者たちに討たれてしまいます。 しかし、地球の神が用意していた能力により、そのときの記憶を持ったまま、異世界で2度目の人生をやり直すことになったのです。彼は前世で自分を苦しめた全ての存在に復讐することを決意するのでした。

高校生・天月伊織（あまつき いおり）は魔王討伐の直前に仲間に裏切られて殺されてしまいます。直後、伊織は目を覚まします。そこは30年経った後の同じ世界でした。彼は魔王を倒した功績によって名誉や地位を手にしていました。伊織は激怒します。 そして、当時の魔王だった少女と偶然にも出会います。彼女もまた魔族によって部下を人質にとられ、無理やり戦わせられていたのでした。そして、戦いが終わった後は用済みとして処分されます。人質にとられた部下は、とっくに殺されていたのです。 そうして元魔王と勇者は、人間と魔族それぞれに復讐するために手を組んだのでした。

男子高校生だった黒乃真央（くろの まお）は、突如として異世界に召喚され、過酷な人体実験を繰り返されます。その中で彼の人格は少しずつ失われてきました。ある日、施設のトラブルをきっかけに脱走します。妖精の森へと逃げ込んだ真央は、妖精のリリィに案内され、イルズ村で冒険者をしながら平穏な生活を取り戻すのでした。 ところが、そのイルズ村も、真央を召喚した者たちの戦いに巻き込まれて滅んでしまいます。真央は彼らに復讐を誓い、悪の道へと足を踏み入れるのでした。