シリーズのレビュー

マンガレビュー公式レビュー

  • 一度読み始めたら最後、嫌でも青春真っただ中に引き戻されるマンガです。
    東京の美大生・竹本は、同じアパートに住む仲間と過ごす日々の中で、同級生のはぐみことはぐちゃんに出会って憧れ、「自分なんかに手が届く子じゃない」と思いながらも淡い恋心を抱いています。
    でも、彼女とともに切磋琢磨することで迷いながらも自分の生き方を見つけていきます。
    今の人生に納得がいかないという人は、このマンガにじっくりと浸って、竹本の気持ちを考えてみることで、自分がこれから何をしたいかを見つけるヒントになるのかもしれません。

  • 恋愛中……特に片思い中はうまく言葉に表すことができないモヤモヤした感情を抱き、ただ漠然とした不安に襲われます。そんな恋する女性の気持ちをすべて代弁してくれるのが、名作中の名作『ハチクロ』です。中でも一途にひとりの男性を思う山田さんの恋愛はもう涙なしで読むことができません。決して振り向いてはくれない相手に対して、「好きじゃないなら優しくしないで。でも優しくしてほしい」と思う天邪鬼な心境。わかる、わかるよ山田さん!
     優しくされると諦めがつかないけど、まだ好きだから優しくしていてほしい!
     矛盾してるけどそれが恋する乙女の心境なんだよね!
     ……と、十数年前はまだ一応乙女であった私は思ったのでした。

  • ハチクロ。周りにもファンの子が多かったのですが、なんとな〜く毛嫌いして避けていました。
    「はぐちゃん」っていう小っちゃくて可愛い女の子(表紙になってるコ)が出てくるんですけど、こいつがあざといな!って思ってたからです。でも、じっくり読み始めてみると、かなり面白い。それにはぐちゃんも、やっぱり、可愛い…。ドメジャーだし、もう皆読んでるものだから今更読むのもなあ…て思っている方がいたら、こう言いたいですね、「やっぱり、流行ったものは流行るだけの理由がある。いいものはいい!」と。

  • 美術大学の学生たちが恋や進路に悩むストーリーです。恋を実らせる青春全開のマンガ! と思いきや、それぞれ片思いが多くなかなか実らないという、現実的な部分を持ちます。
    この作品を読んで片思い時代の辛さや甘酸っぱさを思い出す読者も多いのでは。人を好きになる良さと苦しさを改めて教えてもらえる作品です。「才能」についても考えを巡らしちゃいました。

  • 報われない片思い、何ものにも代え難い友情、将来への迷いや苦悩と自分探し、などが甘酸っぱく、時にほろ苦く描かれた、美大が舞台の青春マンガ。
    それぞれの魅力溢れる登場人物たちの心理描写が卓越で、迷いながらも自分を見つめ、一歩ずつ自分の人生を歩んでいく主人公たちが眩しくて、思わず胸が熱くなる。
    最終巻のラストでの、主人公がずっと想いを寄せていたヒロインからの主人公への贈り物には、思わず主人公に感情移入して涙。
    今まで読んだマンガの中で一番感動したラストでした。
    読んで間違いなしの名作。

  • ハチクロは何回読んでも面白い件について語りたい。
    不意に好きなマンガなに?って聞かれたら、ハチクロと答えるかもしれない。ハチクロは少女マンガですが、一つ屋根の下で暮らすことになるとか、独善的な有能なオレ様とひょんなことで付き合うとか、
    一切なく、夢を追いかけることの意義や息の詰まるような恋愛、今後の進路などを見据えている不安定な年頃ならではの群集劇がリアルに描かれていて、胸に響きます。青春ていいなぁ、ホントに。

  • 進路に恋に人生に悩む美大生5人の青春ストーリー。
    羽海野チカ先生のほんわかした、でも印象的な絵柄がとても魅力的な作品です。全シーン複製原画を飾りたい…。
    コロボックルのような妖精のようなはぐちゃんや自分探しの竹本君、天才だけど変人の森田さんの3人の恋愛模様も気になるところですが、私は山田さんと真山の一方通行な恋が切なくて好きです。2巻のおんぶのシーンはとても美しいので、ぜひ読んでみてください。

  • 美大という独特の空気感に思わず心を奪われてしまう、言わずと知れた名作。いつも近くに仲間がいてくだらないことに一生懸命になれる。
    社会人になるとそんな日常はなくなりますが、大学生はそれをわかっているからこそ、どこか切なさを醸し出しているのかもしれません。
    美大出身でなくてもなんだか懐かしさを感じられる作品です。

マンガレビューみんなのレビュー

  • ゲスト

    2020年9月20日05時16分

    全員片想い

    誰かが誰かを好きで、でもどれも一方通行で、報われなくてもそれでも一緒にいる。
    青春物語。

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