シリーズのレビュー
レビュー数46
公式レビュー
- ワーカホリックで婚期迷走中NIKO40歳 | 読書のお時間ですスタッフ
殺人などの犯罪を始め、精神疾患や不登校、薬物やアルコールなどの精神科医療との繋がりを必要としながら適切な対応が取られていない子供を、親からの依頼で医療につなぐトキワ精神保健事務所の所長・押川剛さんの体験をマンガ化した作品。もうね…壮絶すぎて、読み進めるのが辛かったです。
「子供を殺してくれませんか?」ってこの言葉だけ聞くととんでもないんですが、それさえも仕方ないと思えるほどの闇に直面した時、あなたは普通でいられますか? - マンガサロン『トリガー』店長 マンガコンシェルジュ兎来スペシャリスト
現実の取材を通して描かれる、現代社会の闇とも言える病んだ家族を描いていく本作。
1巻発売時から反響を呼んだセンセーショナルな内容ですが、2巻を通して描かれる違うタイプのひきこもりたちの話がまた強烈でした。
家族であることが呪縛となってしまう瞬間、死ぬことばかり想ってしまう時間。
紛れもなく身近な問題であり、今後の家族や子供たちとの関わり合い方に一石を投じる書です。決して目を背けたままではいられない現実がここにあります。
みんなのレビュー
ゲスト
とても面白い。
人の心は人でしか治せない。
現実を知り現実と向き合うこと。
目の前の大切な人を敬うこと、
思いやりを持つこと、小さな幸せに気づく事。
この漫画は人生で一番大切な事を教えてくれる。
多くの人に読んでほしいです。
ゲスト
それでもやっぱり、
ヤバい人たちにはなんとか関わらずに生きたいって思ってしまった。
症状が重い人ほど医療の手が行き届かないと書かれていたけど、
重い人は手が行き届いたところでどうにかなるの?と思ってしまった。
南十字輝
色々考えさせられました
救いがある話、救いがない話色々あり、生きるとはどういうことか考えさせられました。押川さんのようなお仕事の方に救いを求めるのに、もう少し行政の補助などあると、救われる人もいるんだろうと思います。老眼で途中のレポートを読み飛ばしてしまったのですが、チケットで読めるものは再度拝読してみようと思います。
ゲスト
絵について
登場人物の顔が皆似通っているのが気になりました。実際問題を起こす人にも様々なタイプがあるはずなのに、これでは皆同じように見えてしまいます。
内容はとても深い話なので活字の本でじっくり読みたいです。
thaikick mama
読んでください。これが現実です。
この現実を知らない方が多いのにびっくりしました。
私はこの現実を目の当たりにした人間です。
一人でも多くの人に知ってほしいです。
一緒に苦しんでいる家族も居るし、死んでくれたらいいのに、と思う家族も居るのです。
この方に出会えた家族はラッキーだと思います。
最後に、
この話は事実ですし、実際に会社もあります。苦しんでいる方が、一人でも救われればと思います。
ゲスト
日本の精神科医、病院は他の先進国より恥ずかしいくらいレベルが低い、誤診、過剰投薬しすぎ。投薬ばかりに頼ってないで、総合的(食事療法、運動、カウンセリングなど)に治療できる施設がもっと増えるといいなあ。
こた
こんな仕事があるのかと驚きましたが、ほんとに、親も子も、どーしようもない状況に、こうした助けとなる人が居ると知ることができてよかった。皆に知って欲しい、考えて欲しい。
ゲスト
無料区域を知りませんでした
途中から課金を求められたので変だとは思ってました。なので39話しか見れていませんが
実は原作者の方とはプライベートで実際にお会いした事があり、仕事の話はされていたけど正直ピンと来ませんでした。
見た目は柔らかい方との印象でした。
今回コミック版を読んで
こんな大変な事をされていたのかと驚きと共に感動しました。ある意味汚れ仕事ではありますが
社会復帰の手助けでもあるので、相当な覚悟が無いと出来ないと思いました。
無料で全部読もうとしてスミマセンと言う気持ちになってしまいました。
ゲスト
どんどん引き込まれていく物語
色々と考えさせられる、本当に深い内容の本。自分も軽い精神的な問題があり、子供もいる身なので気になって読んだが、とても面白かった。この本の主人公のように、問題に親身になって取り組んでくれる専門家が今後増えていけば良いと思う。
ゲスト
リアルな現実
昨今のニュースを見て興味を持っている分野ではありましたが、押川さんのようなお仕事の方がいるなんて全く知りませんたでした。
ネタバレするといけないので詳しくは書きませんが、これは決して『他人事』で済ませてはいけない現実だと思います。
最後まで読んで良かったと思える、読み応えのある作品でした。