褒められるのは、数字だけ。誰よりも遅くまで残る課長の、それがいつもの夜だった。断れなかった久しぶりの飲み会。「お酒は……ちょっと弱いのよね」グラスを重ねるほど、声が甘くほどけていく。「ずっとそばにいて。お願い……」終電を過ぎたバーのソファで、肩が触れる。「もう……我慢できない……」「酔ってるから……許して……」「課長って呼ばないで……」上司の顔を脱いだ夜は、一度では終わらない。翌朝の「おはようございます」は、いつもの声で。それでも目だけが、昨夜の続きを覚えている。酔うと甘えてくる巨乳女上司の、部下にだけ見せる顔。フルカラー。

