寂しいって言える相手もいない、そんな毎日。向かいの席には、いつも誰も座らない。棚に伸ばした手の上から、もう一本の腕が届く。すぐ後ろで、男の人の匂いがした。「すごい雨よ!」「今日は泊まっていきなよ」灯りの落ちた部屋で、二人きりになる。「いけないってわかってるのに胸が苦しい」抑えてきたものが、雨音にまぎれてほどけていく。「綾乃さん……」「その声で呼ばれるともうダメ……」「中に……出していいよ……お願い……」息が整わないまま、朝が来る。「私はもう一人じゃない」寂しがりな巨乳叔母の、雨と停電の一夜。フルカラー。

