「お前は俺のものだ」――漆黒の執愛に、忘れていた初恋が疼きだす元侯爵令嬢のセレナは、第一王子・レヴィンに救われ、彼の屋敷でメイドとして働いている。『漆黒の魔法』を操る彼は、人々に恐れられる存在。けれどセレナにとっては、大切な恩人だった。ある日、レヴィンから「なにか思い出すことはないか?」とたずねられるも、セレナには心当たりがない。そんな彼女に、レヴィンはなぜか少し素っ気なくて…。いったい何のことだったんだろう…?レヴィンの不器用な優しさに触れ、距離を縮めていくセレナ。ところが、セレナが衛兵と仲良く話しているところを見たレヴィンの様子が一変して――。
