競技によって達成感や充実感が得られる一方で、無力感や劣等感に苦しんでしまうこともある。また、競技への向き合い方は一定ではなく、揺れ動くのは特別なことではない。本書では、パフォーマンスや競技成績をスポーツ選手自身がどのように捉えているのか、競技に対してどれくらい前向きに取り組んでいるのかなどを総合的に示す「競技適応状況」を、16の質問から把握する。質問には熱中・停滞・固執・消耗という指標が設定され、それぞれの得点の傾向から81のスタイルに分類して詳細に評価する。競技を健全に行うため、変化する心理的適応状況を定期的にチェックする方法として活用できる。
