この世をばわが世とぞ思う望月の……。道長の権勢が最高潮に達する平安京。天皇の外戚となる夢を絶たれ悶死した祖父の怨念と、殺人を犯した父の業を背負う道長邸の女房小紅は、都を荒らす盗賊袴垂の首魁が自害したはずの兄だという噂を耳にする。亡き兄の影を追い辿り着いたのは、栄華に隠された王朝の禁忌だった――。権力を巡る暗闘と、血脈に翻弄される一族の運命を描く歴史ミステリー。(解説・蝉谷めぐ実)
9月28日発売予定
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のち更に咲く(新潮文庫)