“下賤の血”と蔑まれ、離宮に追いやられた第六王女フィリア。ずっと孤独だった彼女にようやく付けられたのは、家事も武術も完璧にこなす美貌の専属従者・ルークだった。「ねえ、ルーク。ずっと一緒に、いてくれる……?」「ええ、姫様のお望みのままに」初めて向けられる彼の献身に凍てついた心は溶け、フィリアは知られざる才華を開花させていく。けれど、平民のはずの彼が見せる気品や剣の腕、そして歌って聞かせてくれた子守歌に、フィリアの心はざわめく。大好きなこの人は、きっと――。優しい笑顔の裏に隠された秘密が明かされる時、二人の運命は大きく動き出す。虐げられ王女×謎めく従者の、身分差逆転ラブロマンス!
